見出し画像

【女子1人限界旅】エジプト①-行って後悔、カオス旅-


「やっぱこんな所一人で行くべきじゃなかったわ・・・・。」

人生で訪れたことのある外国は、親と行ったタイ、そして一人でパッケージツアーでオーロラを見に行ったカナダだけ。

そんな私が、3回目の海外で初の中東へ。
環境に圧倒されたり、ホテルで騙されたり等のアクシデントに巻き込まれたりしながらも、結果的に最高すぎるエジプト旅になった話をしたいと思う。
(写真はスマホや一眼、ChatGPTで生成したものを使用。)

今回の旅について

2022年→2023年の年越しをエジプトで過ごしました。

エジプトを選んだ理由は、とにかく砂漠に興味があったから。そして、ピラミッド等もある有名な観光地だけど、中々気軽に行けない場所なので、大学卒業旅行するのに打ってつけだと感じたから。

スケジュールはこんな感じ。

①12/28 カイロ観光&エジプト国鉄で、エジプトに来たことを後悔する(今回はここ!)
②12/29  ルクソールの一泊16000円の五つ星ホテルで爆睡
③12/30  ルクソール観光。日本語話者ガイドのもーちゃんとナイル川の船上で踊る
④12/31  ギザのピラミッド観光。劣悪ホテルに騙される。
⑤1/1  初めての砂漠キャンプ。地球は最高だった。
⑥1/2  白砂漠を堪能し、カイロに戻る。
⑦1/3  日本へ帰宅



エジプトの出費

ズバリ、5泊8日で358,161円かかった。(内訳は一旦省略)
事前に現地ツアーを2日間ほど予約したのですが、それが高かったぜ・・・。
私は、出費を細かく把握するタイプなので、旅行費がどのくらいかかったかという目安も分かる範囲お伝えできるかと思っています。


いざエジプトのカイロに入国〜〜👏

エティハド航空に乗車し、成田→アブダビ→エジプトと経由していった。
年末年始、成田からの往復航空券は18,2864円。
出発の2週間前に決意して購入した。(そう、割と弾丸旅行)

カイロ行きの便に乗る直前。心踊っていた。

そしていざエジプト、カイロへ到着!!!
朝の6時くらいだった。

おおお
めっちゃ綺麗なんだが!!


カイロの空港では、SIMカード購入し、持っていったドルをいくらかエジプトポンドに両替した。(エジプトではドルが使えるところもあるよ。)

無事に電波が使えることも確認できた。

ちなみにトイレで日焼け止めを塗っていたら掃除のおばちゃんが手を差し出してきたのでちょっと驚いた。
日焼け止めをその手に少し出してあげたらおばちゃんが顔に塗り出した。

一緒に鏡の前で日焼け止めを塗るという状況。
今日一日楽しく過ごせる気しかしない・・!

ChatGPTがいい感じに再現してくれたw

そしてUberの乗り場が分からず1時間ほど苦戦しつつw
無事に乗車できた。

まずはラムセス駅に行って、深夜初のエジプト国鉄ルクソール行きの切符を買わないといけない。
このチケットが無事に買えさえすれば今日を生き延びたと言っても過言ではない。

アラビア語に興奮した
建物がどれも茶色


エジプト国鉄の夜行列車チケットをゲット!🚃


そして、ラムセス駅に到着。
無事到着したは良いのだが、、え、待ってこんな所なの!??と人と車の多さに驚いたというか、引いてしまった。

暑い中、重いキャリーケースを引きながら、途方にくれる光景。
というのも、車のクラクションは鳴りっぱなし、車が多いのに信号機無し。どうやって向こう側に渡れば良いの??という所から始まった。
しかも地面が汚い。

とにかくうるさかった
車が入り乱れてる〜し、キャリケースを引くのが難しいゴツゴツした道。空気も良くない。
男女比率どうなってるの??

さらに、左のマフラーの男性にタクシー??としつこく付きまとわれた。
(未だ彼ほどしつこい人を見たことないw)

動画を添付できないので表現しにくいのだが、2人くらいの男性が意味分かんない言葉(アラビア語分からないからね)を繰り返し大声で叫んでいるのも怖い。

とりあえずここまでは、悪口しか出てこないように、とにかく日本とのギャップが大きく一人で来たことを後悔していた。
この先、ずっと無事に街中を歩けるのか、全然想像できない状況だった。

イッヌ

下記、「大丈夫!」と母にLINEした時は、丁度ここラムセス駅前にいたタイミングだ。

「まま」とのLINE。天然ぶりを発揮。

女性の言う「大丈夫」は全然大丈夫じゃないことはここでも証明されている。

さあ、ここに来た最大の目的で今日の最大のミッションでもある、
カイロから600km離れたルクソールという場所行きのエジプト国鉄の夜行列車チケットをゲットすることを目指して駅の中へ入る。

(((なんと11時間も電車に乗るよ!!

勿論、飛行機の方が圧倒的に楽なのだけど、限界女子大生(当時)なのでここは挑戦しておかないと。

ここだけ切り取れば美しい外観。

ツイッターやネットで沢山リサーチした所、ここ最近、外国人は外国人向けのチケットカウンターで割高チケットを購入しないといけないことが判明した。
そのため、まずはその外国人旅行者向けのカウンターがどこにあるかを探さなければいけない。

建物の中。外とは雰囲気が変わるのが不思議だった。
駅のホーム

とそこで、警備員のおじさんを発見したので、チケットを買える場所を尋ねた。
教えてもらった場所付近に向かったが、いまいち、それらしきカウンターが見つからなかった。
もう一度戻っておじさんに聞くと、「こっちおいでー」みたいな仕草をされたので、ついていった。

すぐ近くの警備員室的な場所に案内されたのだが、何を教えてくれるのかと思ったら一冊の大きなファイルを持って広げて見せてくれた。

再現度たっかw

それは、色んな国の紙幣が入ったファイルだった。
「集めているんだ。日本の紙幣も貰えない?」
みたいなことを言われたので、うん、ごめんと断ったww

一応、もう一回チケットカウンターの場所を説明してくれたので、再度目指した。
(駅2階上がって、左のつきあたりを右に曲がって真っ直ぐいった所にカウンターがあった!)

「はじめてのおつかい」に出てくる子供が泣いちゃう気持ちが今ならすっごい分かるぜ。。。

ようやく、誰も並んでいない静かなチケットカウンターを見つけることができた。

ネットで調べると、日本人観光客はVIP席を皆購入していたので、私もそれを購入しようとしていた。
ただ、カウンターにある張り紙を見てみると、またしても少し戸惑った。
料金表が変わったのか、VIP席が2種類あった。これは聞いていない。

どっちを買えばいいんや〜〜と、スタッフに違いを聞いても全然聞き取れなかったので、迷っていた。。丁度その時だった。

「日本人ですか?」

後ろから言われて振り返った。
するとバリバリエジプト人っぽい男性が後ろに一人立っていた。

まさかの日本語話者??
奇跡すぎだろ。これテレビだったら絶対仕込みだなwと思いつつ、2種類のVIP席の違いを日本語で聞いた。
異国の地で日本語を聞けるだけで安心感が溢れるう。

ただ、その男性も結局シートのランクの違いが分からないとのことだった。何だよw

結局、無難に一番高いシートを購入した。

とはいえ、6000円。いや、11時間の乗車を考えると高いな。

ちなみに2022年以前までは700円とかだったので、丁度外国人向け料金が出来たタイミングに訪れてしまった模様。

はじめてのおつかい。感動

今日のミッションの半分が終わった所で安心した。

駅の外は、またカオスランドが広がっていると思うとやだなあ〜と思いつつ、でも外に出ないと何も始まらないので何とか頑張ってUberを配車した。
車が多すぎて、探すのも乗るのも一苦労。

有名なハン・ハリーリ市場✨

これから、やっとエジプトの観光地らしい所を巡っていく。
以下は、エジプトの首都カイロにある最大のハン・ハリーリ市場。

こういうよくあるお土産には全く興味がないので、適当にぶらぶらして終わった。

この画角が有名。
日向ぼっこおじ(カメラ目線)
香辛料
洋服たくさん
アラビア語って何だか良い。私は好きです
ガラス越しに見える自分を撮りたかっただけ。
野犬がたくさんいるけど大人しいよ


ランチはエジプトの国民料理、"コシャリ"🇪🇬

そろそろ、自分のお腹がすいたんではないか?

コシャリとは現地の言葉で「混ぜる」という意味。
米、マカロニやスパゲッティなどのパスタ、ヒヨコ豆、レンズ豆をミックスし、揚げた玉ねぎとトマトソースをかけた料理。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ということで、エジプトでNo.1と言われているコシャリのお店「アブー・ターレク」へ行った。
お腹空いた。楽しみだ〜〜〜!

店内はこんな感じでちょっとギラギラしてる。


早速出てきた。
160円のコシャリ!!!

相席

左の赤いミートソースをかけて食べるのだけど、うん、美味しい!!
普通にミートソーススパゲッティ的な味!

でも食べていくと段々味に飽きてきたが、それでも満足しました。

店員さん、とてもフレンドリー。
みな帽子とかも着用して清潔感がある。
パフォーマンスしながら料理?盛り付け?している。

ご馳走様でした!

エジプト考古学博物館へ🪨

ここも、ツタンカーメンの黄金マスクを見れたくらいでそこまで考古学に興味を持てなかったので、さらっとです。
それなのにピラミッド見たいとか言ってごめんなさいw
(一応、エジプトとかピラミッドの歴史系の本は読んでからきたよ)

博物館前。よくおじさんと目が合う


黄金のマスクは撮影禁止!!


勉強になった!()


道路横断スキルが身に付く(中東で必須スキル)🛣️

20年以上、道路を渡る時は横断歩道の上を、そして信号を守れと言われてきた私にとって一番最初に悩んだこと。
それは信号機がなかったことだ。

車が走る中でそこをスルスルと抜けていく人の勇気と、エジプト人ドライバーの動体視力には驚く。

こんなにも多くの車が走る道路でも普通に人が横切ることができる。(よく目が合う)

最初はラムセス駅に着いて、面食らっていたのですがもうこの頃の自分は、道路を渡る人について行く形で、余裕で道路を渡っていた。
(生まれて初めて、自分の適応力みたいなものが強いことに気づいたw)

大通りを渡る人。

綺麗に車と接触しないので見てて面白かった。

突っ立っているだけの全く役に立っていない警備員さんww
ベビーカー押してでも渡れちゃうんだ…!
…!?  ベビーカーの方向を変えて車を交わした。危なすぎw

という感じで、エジプト道路と人間観察をしていたら日が落ちてしまった。

エジプトの有名デザート店 El Abd(アブド)🍨

電車に乗車する時間が来る前に、最後の腹ごしらえをと思って、有名なデザート店 El Abd(アブド) と無難すぎるが安定のケンタッキーにいった。

チョコレートとピスタチオのダブルで100円しなかったと思う。
(今はフレーバーの選択肢が少なくなっている見たい泣)

あれ、ボケた。店の外観がこんな感じ
アイスどん!

店内でアイスチケットを購入し、路面にいる人にそのチケットとフレイバーを伝えるシステム。

このアイスが濃厚で結構美味しいのよ。ピスタチオマジで美味しい。
これはまた絶対に寄りたい!と決意しました。

ラムセス駅再び。果たして無事に列車に乗り込めるのか?

近くのケンタッキーでお腹を満たして、再びラムセス駅へ向かった。

チケットのQRコードをかざして改札を通過。

さあここからが問題。
というのも、ネットリサーチした限りでは、電光掲示板がないので、人(駅員)に聞かないと、どの電車に乗るべきか分からないからだ。

改札を抜けると同時に、知らないおじさんが「どこいくの?」と話かけてきた。「ルクソール」と答えると、あっちだ!という感じで案内してくれた。

親切なおじさんだなあ〜とついて行き、駅のホームに到着するとチップをねだってきた。

マジでこんなイメージw

荷物とかも持ってもらったのでほんの気持ちだけ渡した。(気がするけどあまり覚えていない。)

このおじさんを100%信用しているわけではないので、丁度近くにいた駅員さんにチケットを見せて確認した。

乗り場はあっているようだ!!

あとはひたすら待つだけ。。

親切だった。
待っている間にも何本も列車が通過する。

ぼーーっと待っていた所、一人の女性に「一緒に写真取って欲しい!」と話かけられた。日本人は割とこうやって写真撮りたい!と言われるらしい。

私の携帯でも写真をとったのがこちら。
裏ピースをしていたので私もポーズを真似してみたw

小学生ぶりに裏ピース

一度、いよいよ電車が来た〜と思って乗車しようとしたのだが、
さっきの駅員さんから、「違うよ、この次だよ」などと言われて止められた。

親切でありがたいけど、電光掲示板とかで表示してくれないと分からんのよwと思う。

数分遅れて私が乗車する電車がやってきた。


さあVIP一等席へ!
ジャーン。

通常クラスの列車の写真を撮り忘れたので比較を見せられないが、綺麗。

さあここから、私の長いながーーーーい11時間の夜行列車旅がスタート!(寝るだけ)

私のルームメイトはこちらです。

たまに、イビキ凄かったよ!!

完全にコロナがなくなった訳ではなかったこの頃、この後ろで丸まっているフランス人の人から、アルコール消毒あったら頂戴!と言われた。
アルコールジェルを手につけてあげた。(朝の日焼け止めをおばさんの手につけてあげた記憶が蘇る。)

車窓から。朝6時

窓はきったないが、エジプトの朝焼けが燃えるようで美しかった・・・🔥

エジプト旅行1日目はこれにて終了。
もうすぐでルクソールに到着する。

ルクソールは、ツタンカーメンの墓などがあるよ。

続きはまたいつか・・・・・・・。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集