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ランナーはアッパーパンチで速く走れ!

腕を速く振ることで速く走れるが、速く走るなら”腕を振ることをしてはいけない”

走る時は「腕を振れ!」とよく云われてます。

実際に速く腕を振ることで、スピードが上がります。

この記事のタイトル。
当然といえば当然の話。

しかし、マラソン中に何時間も腕振りを意識して走れるでしょうか?

頑張って意識しても、いつかは必ず途切れてしまうでしょう。

だからこそ、意識しなくてもその動きができるようになればいい話しです。



ただこれが難しい…。

動かし慣れていない動作は、身体に染み込むまで時間をかけて何度も繰り返していかなければいけません。

ただここで大切なのが『腕を振ることをしてはいけない』

腕を振った方が速く走れる。

でも意識することは『腕を振ることをしてはいけない』です。

これらを後述してきます。


私はフルマラソントレーナーとして活動をしている佐藤義了(さとうよしのり)と申します。
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腕振りを意識してはいけない

速く走るために意識することは『腕を振ることをしてはいけない』とお伝えしましたが、実際には腕を振ります。

ただただ、速く走りたいからといって、腕を振るように”意識をしてはいけない”ということです。

では何を意識したらいいのでしょうか?

一つ挙げるとしたら

『脇を締める』ことです。

ランニングは肩甲骨のモーメントを利用して、腕を振った力を足に伝えます。

そこで重要なのは”前鋸筋”という肩甲骨と肋骨(体幹)の間についている筋肉になります。

これ以外にも肩甲骨につく筋肉はたくさんあります。

肩甲骨につく筋肉は前鋸筋と共同に働き、腕の動きを足に伝えるための動きを促すために「腕を振れ!」と云われているのです。

前鋸筋で走れ!

先ほどもお伝えしましたが、前鋸筋だけが重要なのではありません。

そして腕を振れ!と関連して「肘(肩甲骨・腕)を引いて走れ!」なんてことも聞いたことがありませんか?

または「身体を捻って…」みたいなことも。

これらも、もちろん”間違ってない”表現になります。


動作を言葉で表現するのって難しいですよね。


これらをざーーーーっくり言葉でまとめると、どれも動きの一部となる表現なのです。

そもそも言葉というもので、全てを伝えることは難しいです。

ランニングという複雑な動きをわかりやすく伝えるための表現にすぎないのです。

まるで人間の動きを昭和のロボットの動きに例えたかのように。


はい!


ここで皆さん!

お気づきになりましたか?

私もそれと同じこと↓をしています。笑

「前鋸筋で走れ!」

これをわかった前提でこれからの記事を読んでいただきたです。


前鋸筋を使えることがランニング動作全てに連動してくる!

冒頭で走る時に一つ意識するならば「脇を締める」とお伝えしました。

これも動きの一つです。

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