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学習者が求めていることを見極める【Aflevering.44】

 今日は2か月ぶりに新規の小学生が、トライアルとして授業に来てくれました。

 以前あおぞら教室で会っていたので私と面識がありましたが、初めて教室に来る時は少し緊張した面持ちです。
 私としては、子どもたちが今までは知らない場所に来て、そこで新しいことを学んで、「新しい自分を手に入れ」てどんどん成長してほしいと思っています。

 日本語教室でどんなことを学びたいと思っているのか、日本語ができるようになっていったら自分はどうなりたいのか、日本語を学ぶことによる自分の理想像などを話してもらいました。

 また、社会科や理科の勉強に興味があるということだったので、時差や季節の変化について日本語を使って一緒に考えてみたり、地図と地球儀の違いや、歴史についていろんな話をしました。
 とても好奇心旺盛なお子さんで、鋭い質問を積極的にしてくれます。元社会科の教員としてはつい熱が入ってしまいました。

 算数もできるようになりたいということだったので、苦手だと思っているところを教えてもらい、いろんな計算方法を見ていると、今学習している単元よりも少し前の単元でのつまずきが見られたので、その部分から追いかけていこうと話にまとまりました。

一人ひとりのお子さんの興味関心は異なるため、日本語のスキルトレーニングを中心に置いた多様な日本語学習のサポートを心がけています。
 幸い私は、これまでにいろんな科目を学んできた人間なので、その経験を活かして子どもたちの日本語学習を支えていきたいと思います。

 今度の日曜日の「あおぞら教室」はおそらく晴れ。今から楽しみです。

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