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第1回ヨーロッパ周遊記②(2022.07)オーストリア🇦🇹ウィーンを振り返る【309】
ハンガリーから鈍行の列車に乗って、オーストリアのウィーンまでやってきました。その日は、ホテルに宿泊し翌日にウィーン中心地へ向かいました。
ベルヴェデーレ宮殿
私は「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」を鑑賞したいと思っていたので、美術品が多く展示されているベルヴェデーレ宮殿に行きました。この宮殿は上宮と下宮が分かれているため、両方に訪れるか片方だけにするかを選択してチケットを購入します。私たちは滞在時間の関係で、見たかった美術作品が展示されている上宮のみを訪問することにしました。
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美術館に入る時に、子どもが退屈しないように「この絵画はどこにあるかな?」というような展示されている有名な絵画を探すワークシートのようなものをもらいました。7歳の娘は、その冊子を片手に一生懸命美術品を見て回っていたのでした。子連れとしてはとてもありがたいです。
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この絵画はナポレオンが自身の偉大さを示すために描かれたもので、現実はロバで戦いが終わった後に峠を越えたとされています。歴史を教えていた立場としては、そんな話を知っていながらも一度は実物を見てみたいという思いがありました。
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「ハンニバル」と「カール大帝」の名前が刻まれています
ハンニバルは、ローマ軍の侵攻を撃退した古代カルタゴの将軍です。そして、西ヨーロッパを支配したフランク王国のカール大帝も同様に、どちらもアルプスを越えていった英雄に肩を並べたということを知らしめたかったのだと思われます。この絵画は宣伝効果も含まれているんですね。
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歩いて楽しめるウィーンの街並み
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ヨーロッパで猛威を奮ったペストの犠牲者に捧げられた記念碑です
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(ゆっくりと変わっていきます)
シュテファン大聖堂
ここには、オーストリアで生まれ、ヨーロッパの歴史影響力の強かった王朝でもあるハプスブルク家のお墓があり、またモーツァルトの結婚式が行われた場所でもあります。そして、地下にはキリスト教徒の地下墓地であるカタコンベがあります。これは世界遺産に指定されています。
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建物が美しいです
アウグスティーナ教会
14世紀に建てられたというこの教会は、街の中に紛れ込んでいるため見つけるのに少し苦労します。ここは、オーストリアのハプスブルク帝国の女王であったマリア・テレジアが結婚式を挙げ、そして死後に埋葬されています。また、ここではマリアントワネットとルイ16世の代理人が結婚式も挙げられました。さらに、ハプスブルク家の心臓が収められているという情報もありました。
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以上がオーストリア滞在中に訪れる事ができた場所でした。今回はシェーンブルン宮殿を訪れる事ができなかったので、また次の機会に訪れたいと思います。ここは、ウィーン会議で舞踏会の会場にもなった場所だそうなので、ぜひ訪れてみたいです。
<参考HP>