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お風呂でメンタルと心をほっこりする。
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一番に心を許せる場所は唯一お風呂の室内ではなかろうか。入浴室内は密閉されているのでストレスフルの時代に最も一日一回リセットや愚痴、嫌なこと理不尽なことを発する場所でもある。仕事上の人間関係は想像以上である。お客様とのトラブル、言い切れないほど数えても切りが無い。最近の調査では小学生が学校に行きたくない理由の第一位が「先生」なのである。
社会人も上司の関係性と変わりがない。以前サウナの紹介をしたが家にサウナなんて無理、サウナ場所に行くのも億劫そう、お金が発生する。どうすればいいの?日本国は一家庭にお風呂が設置している率が高い。それだけ入浴の文化が発展している。数年前は「テルマエ・ロマエ:ヤマザキマリ」という漫画や映画が大ヒットしたことも記憶にないだろうか。内容は古代ローマ人が現代社会の日本にタイムスリップして日本国のお風呂文化に驚きユニークな形で日本国のお風呂を紹介していく。また近年では「湯道」という映画も放映されている。内容は日本人のお風呂好きから湯に浸かる作法をコメディ風なストーリで湯に浸かる入浴の作法をユニークな形で取り巻く。湯にこだわりを持った信者が道場で学んでいるコメディ風の映画である。それぐらい日本人は湯に対して愛着心がある。マインドセットどうしたらいいの?一人になりたいが中々なれない。イライラする毎日。ストレスフルの時代こそ一人になりたいフローラ空間。今の時代お風呂です。正直シャワー浴なんてもったいない。お風呂は密閉状態、つまり秘密にして人に知らせない部屋。何事も上手くいかない時もあるでしょう。大丈夫、心に溜めるより吐き出しゃいましょう。はち切れ出した心境が明日リセットして、そしてほっこりのお風呂で入浴タイムで心も身体もリセットして浄化しましょう。
お風呂の文化
欧州では温泉療法が盛んである。フランス、ドイツ、イタリアでは温泉療法に保険適用をするぐらい身体の療法に価値がある。
アイスランド、台湾、ハンガリー、チェコも温泉大国である。
フィンランドはサウナ好きは世界的に有名である。
現代ではシャワーが一般的なアメリカであるが、開拓時代には不衛生な環境が原因として疫病に悩まされたことから衛生維持という観点で入浴が重視され広まったという歴史もある。
仮説だが日本国は農業の肥料に人糞を使用していたことから、元々日本国には生野菜を食べる文化がなかった。サラダという食事は海外の文化から伝わってきた。日本は生野菜を湯がいて食べる風習がある。人糞を使うことから体に菌がつくので体に付いた菌を取り除くためにお風呂に入る風習が付いたのではないかと私は考えている。
また日本国は水資源が豊富で火山国なので日本国のお風呂に対する文化が広まったのではないか。海外の国々200国以上ある国に対して日本国は全国各地にほとんどのご自宅に浴槽が備え付けられていて、毎日のようにお湯を溜めて入浴する習慣にしている文化、日本以外他に類がないと思われる。
日本はお風呂の先進国である。
お風呂は健康法に最も手軽で安い価格で毎日、無理なく続けることができるコストパフォマンスが大きい健康法は入浴。
入浴の健康効果
①温熱作用
体を温めて、全身の血流を促進。
新陳代謝を活性化して疲れをとる。シャワーのみでは効果が減少。
②静水圧作用
お湯の水圧によって、全身のマッサージでむくみを解消をする。
水圧で体を締め付ける効果により血流改善効果につながる。
③浮力作用
水中は体重が10分の1になる。重力から解放されて関節から筋肉の緊張がゆるみ、リラックス状態になる。
④清浄効果
シャワーのみでは洗浄効果は低い。しっかりお湯に浸かることで汚れや皮脂がしっかりとれる。
⑤蒸気・香り作用
蒸気で鼻や喉に湿り気を与えれば、免疫力が高まる。
好みの香りで浴室を満たせば自律神経の調整にも効果がある。
⑥粘性・抵抗性作用
水中でのゆっくりとした運動やストレッチで筋肉が適度に刺激される。
⑦開放・密室作用
一人で裸になる浴槽は心と身体が解放される。
究極のリラックス空間。ストレス解消効果が期待できる。
お湯の温度は1℃の違いで変わる。
半身浴では健康効果はない。全身浴が基本である。肩こりや痛みにも半身浴より全身浴のほうが効果的。
シャワー浴では健康効果はない。
お湯に浸かると身体が温まり、皮膚表面に血流が分散される。そうすることにより胃や腸の働きが抑制されて食欲を抑える効果がある。
食後の入浴に高血糖になるのを防ぐ効果がある。
ヒートショックに要注意。命の危険性がある。
お風呂による死亡者は、交通事故よりも多い。
冬のお風呂は危険な一面もある。
入浴で他界する方は年間1万9000人
その数は冬が多い
ヒートショックとは、急な温度差が身体への刺激を与えて血圧が急上昇し、重大な病気を起こすこと。
暖房がない脱衣場では、強烈な寒さが交感神経を刺激して、急激に血圧を上昇。42℃を超える高温の湯での入浴は、熱さで更に血圧を上昇させる。
寒さと熱さの両方で交感神経を刺激をして血圧を上昇する。
熱いお湯にいきなり肩まで浸かるのはいけない。
急な温熱の効果により血圧が上昇してしまう恐れあり。
ヒートショックの予防法
①お風呂の入る前にコップ一杯の水を飲む
②脱衣場を温めておく。
③浴室は蒸気を立たせておく。
(脱衣場と浴室の温度差をなくしておく)
④酔っているときには入らない。
(アルコールは血圧を下げてすぎてしまう)
⑤入る前に、家族か誰かに声をかけておく。
⑥掛け湯をしてから浴槽に入る。
(心臓から遠い四肢から始める)
⑦湯船で座っている状態から立つときは、立ち眩み予防のために水を手にかけるなど冷たいものに触り、ゆっくり立ち上がる。
(寒冷刺激といって、皮膚に冷たい刺激を与えると血圧を適度に上げる効果がある)
⑧浴槽では居眠りをしない。
(意識がなくなると湯船で溺れる危険性がある)
何故、毎日が疲れるのか。人が疲れるしくみ。
いつも、なんとなく疲れが溜まっている。
だるい。
睡眠をたっぷり時間を確保しても疲れがとれない。
お風呂は疲労回復の最高のツール。
お風呂こそ優れたものはない。
何故、お風呂は疲労回復に最適なのか。
疲労(疲れ)とは何なのか。定説によると「細胞が過剰に活動した結果、老廃物が溜まり、細胞の機能が落ちること」
全身の細胞は酸素や栄養分にて生命活動をしている。
同時に二酸化炭素・乳酸・活性酸素・炎症物質など様々な老廃物を生み出している。
このような老廃物を除去して、酸素と栄養分を新たに補給することが、
大まかに言う「疲労回復」。
しっかりと身体の隅々にまで血流を行き渡らせる。
「血流循環」が疲労回復にとって極めて重要。
自律神経と疲れの関係性
自律神経は「自動的に律する機能」つまり「無意識的」な体の機能に関わるもの。
自律神経には交感神経と副交感神経がある。
交感神経⇒闘争、逃走神経とも言われる。
積極的な活動を行うために、体をコントロールする役割を持った神経。
副交感神経⇒促進神経。
体の修復やリラックス効果をつかさどる神経。
夜間に活発化になる。
仕事や人間関係のストレスで緊張や興奮状態にある身体は、交感神経が活発で優位の状態。
ゆっくりと40℃までのお湯に浸かってリラックスすることで、副交感神経が優位の状態にスイッチが切り替わる。
現代社会は心身の疲労や慢性的なストレスが多い。交感神経が必要以上に刺激されているので、夜は交感神経のスイッチをオフすることが疲労の回復する鍵となっている。
お風呂により副交感神経を優位にして交感神経をオフすることだけではない。
朝に起床したときに、身体は副交感神経が優位の状態になっている。
そこで身体を活動モードにするためには42℃のシャワーを浴びることが有効である。
熱いシャワーを浴びることにより自律神経のスイッチがオンになり交感神経が優位となる。
重度の疲れがとれる入浴法
最も重要なことは「湯船に浸かること」
シャワーだけで済ましている方々が増えている。
20代では毎日湯船に浸かる人はわずか25パーセント。
シャワーだけでは体温も上がらす、静水圧や浮力の効果も得ることができない。血液が循環せず、疲労回復効果も低くなってしまう。
疲れてしまってヘトヘトの状態でお風呂を沸かすことが面倒というお気持ちはわかる。
シャワーだけでは疲れがとれず、翌日までだるさを引きずり、そして仕事や学校へ出かけて、そしてまたヘトヘトの状態で帰宅という悪循環に陥っている。
十分な体温上昇(0.5~1℃)
血流アップによる老廃物の代謝、副交感神経の刺激
このことは湯船に浸かって得られる健康効果。
疲れをとる入浴のポイント
①温度は40℃
②全身浴で肩まで浸かる。
③浸かる時間は10分から15分
④お気に入りの入浴剤でリラックス効果アップ
⑤入浴後は、温熱効果を逃さない
睡眠の質をアップする
疲れをとるためには最も重要なのは睡眠です。
お風呂には睡眠の質を格段にアップさせる。
①副交感神経に切り替えておく。
②お風呂は就寝前の1~2時間前に
③夕食から就寝までは「2時間あける」
理想的な流れは、お風呂で心身を温めて、血流を高めるのと副交感神経を優位にして、手足から熱を放出する。体温が下がる。
つまり体温を急速に下げて安眠するためには、お風呂で身体を温めるのが重要。
デジタルデトックスで脳を休ませる
スマホやタブレットのネット利用時間は、増加している。電車内でもスマホなどの閲覧している人はかなり多い。
お風呂の時間はスマホやタブレットを持ち込まないで積極的にぼんやりとマインドフルネスを試したらいかがだろうか。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
今晩、お風呂はいかがですか?
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