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ハルジオンとヒメジョオン
ハルジオンという花を初めて意識したのは、たぶんBUMP OF CHICKENの「ハルジオン」(2001)を聴いたとき。
まだ20代だった私はどんな花が全くわからず、ベースがひたすらカッコいいその曲の雰囲気に圧倒されていました。(カセットテープにダビングしてクルマで毎日聴いてた・・・懐かしい。なんだか切なくなってきたぞ)
そもそも「ハルジオン」って、言葉の雰囲気だけだとなんだか無機質な、メカメカしい感じがする。(偏見です)
当時はどんな花か調べもしなかったので、しばらくそのイメージのままでした。
でも、実際。
当のハルジオンはカッコいいわけではなく、ひたすらかわいい花なのです。
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ハルジオンとヒメジョオン。
つい先日までハルジオンしか咲いてなかったので何とも思わなかったけど、6月も半ばになると、ちょこちょことヒメジョオンが出てきました。で、あんなにたくさん咲いてたハルジオンは気が付けば少なくなってる。
似てるのに咲くタイミングが違うのって面白いね。
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実は去年まで、ハルジオンとヒメジョオンの違いは「茎の中が中空かどうか」だけで見分けていました。
千切ってみて、茎の中に空洞があればハルジオン、身?が詰まっていればヒメジョオン。でも、この見分け方を行うには茎を千切らなければならず、結果的に花の生首がたくさん出来てしまい、なんとも罪悪感があるわけです。
で、他の見分け方を調べました。
よくわかるのは葉の付き方。茎に対して巻き付き気味なのがハルジオン、割と普通の付き方がヒメジョオン。
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この方法が一番よくわかる。他にも花びらの形状(ハルジオンは細くて数が多くヒメジョオンは太くて数が少ない)とか、つぼみの付きかた(ハルジオン垂れ下がり気味、ヒメジョオン上向き)とかあるけど、多少個体差もあるので迷うことも。
今のところ私は葉の付き方が一番わかりやすいかな、と思ってます。
見分けられれば全てよし、とはもちろん思ってないけど、知らないより知ってた方がよい。
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梅雨時です。
気が付けば、ちびっこアマガエルがたくさんいます。
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決まったタイミングで毎年目の前に現れる皆さん。
当たり前なのが不思議。