よしのあ

イギリス・ヨークシャーに在住。イギリス生活、主に家事関連の情報をまとめています。

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マガジン

  • メアリージェーンを口説きに行った

    イギリスでの生活で初期戸惑ったこと等、まとめてあります。

最近の記事

改築と埃と後悔

写真はこちらから。 さて。私は今、猛烈に後悔している。もう、普通ではないくらいに後悔している。題名にある通り、改築中の家の埃のせいである。これについては、多分、知っている人が聞いたら、「おいおい」というくらい基本的なミスを犯してしまったので、書くのも恥ずかしいくらいなんだけれど、ひょっとしたら私と同じようなボケをやらかす人もいるかもしれないので、恥をしのんで書いておく。 さて。イギリスにきてからは改築、というか内装に変更を加えたのはこれが二回目である。一度目は「地下牢?」

    • 家事動線とすすぎ

      これは結構有名な話だけれど、イギリス人にはかなりの割合で食器を洗った後、すすがない人がいる。洗い方そのものも日本とは違っていて、たとえば日本だと「スポンジに洗剤をつけて洗い→お湯、ないしは水ですすぐ」のが普通の手順だと思うのだけれど、こちらでは基本的に「流しにお湯をためて洗剤を入れてその中で洗い→布巾で磨くように拭く、ないしは洗い物カゴで干す」が食器洗いの流れだ。 もちろん、それが機能するにはコツが必要で、食べ残しは全て綺麗にゴミ箱にスクレーパーで入れ、汚れの少ない、たとえ

      • クリスマスが来る

        10月も半ばのこの時期になると、だんだん頭の中のスペースを占領し始めるのが、クリスマスの準備だ。 日本にいると「え?もう?」という感じかもしれないけれど、実は9月の終わり頃からそろそろクリスマスの準備は始めている。 単純な話で、プレゼントをあげる文化のあるこの国では、クリスマスは早めに準備をしないととてつもなくお金のかかる行事になり得るからだ。(そして、冬の賞与なんていうものもないお国柄だから、早めにお金を取り分けておく必要がある) 私が今年クリスマスプレゼントを用意す

        • 子供の誕生日

          誕生日が、当の本人にとってクリスマス並みの大事だ、というのは本当で、前回誕生会の話をしたときにすっかり書くのを忘れていたけれど、イギリスには「誕生日を迎えた子供が、小学校の同級生のためにお菓子を持っていく」風習もあるのだった。 クラスの子供全員が食べられそうな(アレルギーの危険性のない)お菓子を、全員分買って持って行き、朝、先生に渡すと、帰る前に配られる、という仕組みで、これもまた(当然のことながら)強制ではないけれど相当数の子供がやる。クラスの子供の数を見ればわかると思う

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        • メアリージェーンを口説きに行った
          12本

        記事

          子供のおつきあい−先生へのプレゼント

          こちらも日本ではあまり馴染みのない風習だからおそらくちょっと戸惑うと思う。学期の終わりや、年度の終わりに担任の先生へプレゼントを贈るという風習がある。 もちろん強制ではない。おそらく中学に行くとそれほどやらなくなるのではないかと思うけれど、とにかく小学校では、贈る家庭が多い。 そう、イギリス人はプレゼントを贈り合うのが大好きだ。昔『ホビットの冒険』を読んでいて「ホビットはプレゼントを交換するのが非常に好きで」というくだりを読んだ時、なにかとても「すとーん」と腑に落ちた。

          子供のおつきあい−先生へのプレゼント

          日本では一般的ではないけれど便利なモノたち-Soda Crystals

          さて、重曹やクエン酸が、簡単に見当たらなくても、イギリスにはイギリスで伝統的に掃除に使われている薬剤はある。 すごーく、乱暴に言ってしまえば、クエン酸のやっている仕事のほとんどはWhite vinegarが受け持っているし、重曹のやっている仕事(油汚れをきれいにする他、全般的な汚れ落とし)は、実はSoda crystalsがやってくれる、と考えてまずいいんじゃないかと思う。 いろいろな種類の洗剤を買わなくても、石鹸とクエン酸と重曹があれば、まずなんとかなるのと同様、石鹸と

          日本では一般的ではないけれど便利なモノたち-Soda Crystals

          イギリスで新しい家に住み始めてすぐするべきだったこと

          さて、ヨークシャーに住み始めて、しばらくして「あー!!!」と思ったことがいくつかある。その大概が「やっておけばよかったのに、やらなかったから掃除が大変になった」ケースだ。 忙しければ忙しいほど、家を切り盛りしている人間は「そもそも家が汚れない」ようにする工夫をもっているものだ。 忙しければ換気扇にフィルターは絶対につけるし、冷蔵庫の野菜室の底には新聞紙を敷くし、底に液漏れがしそうな調味料の入っている棚も、少し綺麗めの包装紙で保護する。その5分の手間が後で20分30分の時間

          イギリスで新しい家に住み始めてすぐするべきだったこと

          子供のおつきあい➖誕生会編

          さて、最初のTeaを生きのびると、ほどなく誕生会に呼ばれたり呼んだりが始まる。 イギリスにおける誕生日は、当の本人にとってはクリスマスぐらいの大イベントである。日本だと「高学年だし、誕生会しなくても良いよね」なんていうのがありだけれど、こちらではない。まず、ない。 自宅に数人から10人以下ぐらいの小さな会であろうが、公民館や、市営プールを借り切ってクラス全員呼んでしまう会であろうが、(うちの子供はどちらも経験済み)決めるのは親と子供だけれど、とりあえず、誕生会パス、という

          子供のおつきあい➖誕生会編

          子供のおつきあい-Teaに招かれる編

          さて、子供連れでイギリスに住むことになってしばらくすると起きるのが「Teaに招かれる」という事態だ。 「へー、子供もアフタヌーンティーにご招待するんだー」などと勘違いをしてはいけない。 これは「3時半前後の下校時間に校門の前で招待者側の親が自分の子供と自宅で遊ばせ、軽い夕食(tea)を食べさせて、5時半から6時半ぐらいの決めた時間に招かれた側の子供の親が迎えに行くまで責任を持って面倒をみる」という意味であって、招待されたら何らかの形で招待し返すのが普通である。Play d

          子供のおつきあい-Teaに招かれる編

          Water, Water, Everywhere! 水の話

          イギリスについて、家具やら電話やら、そういったインフラが整ったら、まず確認しておきたいのが水の硬さだ。 ひょっとしたら借りた家の蛇口の口周りにカルキでは説明のつかない白い跡を見つけたかもしれないし、大家さんあたりに「この辺りは水が硬いからねえ」という説明を受けたかもしれない。そして、普通の日本人は思う・・・いや、私は思った・・・「へー、水が硬いんだ・・・で、それってどういうこと?」 いや、鉱物が入っている、特に石灰分が多い水なのだ、ということは知識として知っている。ただ、

          Water, Water, Everywhere! 水の話

          イギリスの常備薬

          さて、体調を崩したいとは思わないものの、崩れるかもしれないのが体調だし、包丁で指先をつついてしまうのは怪我をしたい時ではない、と相場は決まっている。 だから、まあ、元気なうちに小瓶でいいから買っておくと安心なのが常備薬だ。下にメジャーどころをあげておく。 ただ、薬類はアレルギー等あるかもしれないので最終的にはきちんとレーベルを読んでご判断を! 消毒薬と絆創膏絆創膏はいい。とにかく見てわからないものではないから、だ。ちょっとした包帯やガーゼもあるといいけれど、これも見て買

          イギリスの常備薬

          日本を発つ前に

          長期間、もしくは家族連れ編イギリスに日本から持っていきたいもの、長期間、家族連れ編はこんな感じ。 極私的に、重箱はここでも持っていくべき!リストの筆頭に上がる。独身編で書いた文房具も、もちろん入る。今でも私は時々日本のクリアファイルが恋しくて涙が出そうになる。家で限られた時間で作業をしようと大量の紙類と格闘している時など、余計だ。 そう、今の所、近所でクリアファイルを見かけたことがないのだ。先日、ロンドンへ子供の診療に行った時、必要書類をすべてクリアファイルに入れていった

          日本を発つ前に

          日本を発つ前に−

          イギリスに持っていくべきもの独身一年以下編 イギリスで暮らすことが決まったとき ーそれが留学であれ、仕事のためであれー どこかのポイントで一度頭をひねるのは、おそらく、「一体なにをもっていけば良いのだろう」だろう。 独身の留学生と、子供のいる家族連れではニーズが違うとは思うけれど、とりあえず、生活をしていく上で「あって便利だったもの」をリストにしてみよう。 私自身は20代の学生の時期と、40代の子連れの時期と数回イギリスへの引越しを経験しているので、そこも踏まえて、独身だ

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