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情熱の薔薇
THE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」。御存じの方も多い名曲です。
中でも、常に心の中に残っている歌詞を引用させていただきます。
『見てきた物や 聞いた事 いままで覚えた全部でたらめだったら面白い そんな気持ち分かるでしょう』
中学生くらいだったでしょうか。サビではなく、この部分に私は心が動かされました。それは、心から共感できたからです。こんなに面白いことってないんじゃないかと思いました。
先生になってからも、その感覚はありました。
「教科書には、こう書いてあるけれど、これって本当かな?」
若い頃は、シンプルに面白いという感覚で伝えていました。
ただ、数年前からリアルに「この歌詞の考え方が『学校』に必要なのでは」と思うようになりました。
一度覚えたこと、分かったこと、手に入れたものを手放すのは、なかなかできるものではありません。何より、手放す必要のないくらい大切なものかもしれません。ただ、どちらにせよ「これまでを問う」ことは忘れてはいけないと思います。その結果、手放すことを決めても、手放さないことを決めてもその結論は価値あるものになっているはずです。
日本中の先生が、もう一度この歌詞を思い出して、当たり前のものに問いを立てたり、変化を受け入れたり、それを面白いと感じたりしながらこどもの前に立てば、教育がさらによりよいものになっていくのだと思っています。
皆さんの心の中に残る歌詞や言葉は何ですか?
ぜひ教えてください!