吉野 竜一

学び屋 & つなぎて & 冒険者 (メインは教育です。) 中規模な物語を一緒に描いていけたらうれしいです。

吉野 竜一

学び屋 & つなぎて & 冒険者 (メインは教育です。) 中規模な物語を一緒に描いていけたらうれしいです。

最近の記事

父の日

こどもたちから手紙をもらいました。 お父さんへ いつも、お仕事をがんばってくれていたり、バスケが上手になるように分かりやすく教えてくれたりしてありがとう! 私は、お父さんの「どんなところもおもしろくしたり、真剣に話を聞いてアドバイスや意見を言ったりするところ」を、すごいなって尊敬しているよ。 だから、私も話すときに、「どうやったらみんなが笑ってくれるかなあ。」とか考えたり、話を真剣に聞いて、思ったことを素直に伝えることを試したりしているよ。でもお父さんのように落ち着いてでき

    • 離任式

      先日、3月まで勤務していた学校の離任式に参加させていただきました。 3度目の異動となるので、離任式も3度目です。 これまでも温かく迎えていただいて、こどもたち、教職員の皆さんとの貴重な時間を設定していただいてきました。 今回の離任式も本当に温かく迎えていただきましたが、これまでと違ったところもありました。 一つめは、こどもたちが泣いていたこと。 二つめは、先生方が泣いていたこと。 三つめは、保護者の方にメッセージを贈ることができたこと。 心からうれしかったのは当然ですが

      • 形のおかげ

        雨の中、傘をさして歩いていると、後ろから「お久しぶりです!」という声が聞こえてきました。 振り返ると、数年ぶりに海外からから帰ってきた元同僚の方で、この日が出勤初日だったそうです。 「初日に吉野先生に会えてうれしいです!」 と、ステキな言葉もいただきました。 「よく気付きましたね!」 と伝えると 「後ろ姿と歩き方で、間違いないと思いました!」 ということでした。 確かにそうだと思いました笑 過去にも、混雑する東京の交差点で、後ろから声をかけられたことがあります。 そのとき

        • NIJIN夜会

          星野達郎さんとのYouTube対談に参加させていただきました。 動画の前編はこちら。 後編はこちらです。 私は、タツローさんが語る世界や未来の話が大好きで、考えに共感しています。この日もたくさんの刺激をいただきました。 「吉野さんは、何を目指しているんですか?」 この問いに、うまく答えられず、タツローさんに申し訳なかったなと思いました。 対談後に改めて考え直した答えは 「よりよい未来をつくる」 でした。 そのために、中規模な物語を描いていくことを今は大切にしています

          図書支援員の皆さんと

          私の仕事には、いくつかの担当があるのですが、そのうちの一つが学校図書館の担当です。 そのため、図書支援員の皆さんと御一緒する機会も多く、4月は何度も研修会を開いています。 その中で、特に強く感じたことが二つありました。 一つ目は、図書支援員の皆さんの仕事がクリエイティブだということです。 失礼ながら、図書支援員のお仕事について詳しく知らず、本の貸出や本の管理こそメインのお仕事だと思っていました。 ですが、実際はそうではなくて、こどもたちがどうしたら豊かな読者生活を送れるか

          図書支援員の皆さんと

          青いスーツをいじってもらえる

          先日、校長先生たちが集まる会議で、自己紹介の機会をいただきました。 簡単に名前を言うだけの場でしたが、30名を超える校長先生の前に立つのは、やはり緊張しました。 会議室に入る前に、同僚の皆さんに指摘してもらったことが 「スーツ青くない?」 でした笑 そのスーツを着るローテーションの日だっただけなので、自分は声をかけられるまで無自覚でした。(もちろん、青が好きという理由もありますが) 言われて見れば、周りはみんな黒いスーツでした。 指摘をされるということは、「青じゃない方が

          青いスーツをいじってもらえる

          パンをくわえて登校する高校生

          今日から新学期が始まるという学校も多いのではないでしょうか。 新学期といえば、漫画の中で見たことのある「パンをくわえて登校する高校生」。(そんなことないかもしれませんが) 今朝、人生で初めて遭遇しました! しかも、別の高校生と交差点ですれ違いそうになるという! これ、ぶつかったら本当に漫画みたいなことになるのかな、と思いながら歩いていましたが、当然ぶつかることはありませんでした。 みんな気を付けて歩いていることに安心しました笑 一方で、パンをくわえて登校する状況って、どんな

          パンをくわえて登校する高校生

          ダイアログカフェ【ベネッセ様にて】

          先月(令和6年3月)は、ベネッセ様にお招きいただき、ダイアログカフェに参加させていただきました。 テーマは、「一人ひとりの個性や歩みに 合わせた学習のデザインと関わり」でした。 まず、参加された皆さんの熱量がすさまじく、教育をよりよくしたいと本気で考えている人たちが集まると、こんなにもパワーを感じるのかと感動しました。 しかし、それは嫌な熱さではなく、心地よい熱さであり、初対面の私も尊重していただいている実感がありました。 心地よい場であったために、ついつい調子に乗って話

          ダイアログカフェ【ベネッセ様にて】

          異動初日のふりかえり

          7年間お世話になった学校から、教育委員会へ異動となりました。 初日は自身が担当する仕事をスタートできないので、ソワソワしながら皆さんの動きを見ていました。 そこで感じたことは、「とてもいそがしいのだろうな」ということ、そんな中でもこちらを気遣ってくれる優しい人たちだということです。 午後には会話する機会も増え、どの方もステキな方だと感じました。 誠実さを大切にされている方、論理的に思考される方、技術に長けている方、クリティカルな言葉をかけてくださる方、意図的にバランスをとって

          異動初日のふりかえり

          今年度のまとめと親友からのフィードバック

          今年度の取組を以下のようにまとめました。 一部を抜粋したものなので、分かりにくい点は御容赦ください。 研究の成果と今後の課題 (1) 成果 研究の成果として、特に「自分で学びをつくっている」と実感できたこと、「自分らしく」を追究できたこと、他者を尊重しながらよりよい案を模索できたこと、国語が生活をよりよくするものだと実感できたこと、といった児童の姿が見られたことが挙げられる。 こうした姿から「自分らしく学ぶこと」と「あなたらしく学ぶことを受け入れる」ことを往還して学びをつ

          今年度のまとめと親友からのフィードバック

          情熱の薔薇

          THE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」。御存じの方も多い名曲です。 中でも、常に心の中に残っている歌詞を引用させていただきます。 『見てきた物や 聞いた事 いままで覚えた全部でたらめだったら面白い そんな気持ち分かるでしょう』 中学生くらいだったでしょうか。サビではなく、この部分に私は心が動かされました。それは、心から共感できたからです。こんなに面白いことってないんじゃないかと思いました。 先生になってからも、その感覚はありました。 「教科書には、こう書いてあるけれ

          新たな冒険の始まり

          日本で教育に携わるお仕事をしていると、3月末は新たな冒険が始まる気がするので、毎年ワクワクしています。 でも今の冒険をクリアして、しっかり振り返った上で新たな冒険をスタートさせないといけません。 「ドラクエ1のクリア目前にドラクエ2の内容を知ってしまったら、それは2をやりたくなる。」 とは、尊敬する先輩の言葉です笑 今の冒険を振り返って思うことは 自己決定と自身の調整を軸に「自分らしく学ぶ」ことを大切にする。 共通の目的に向かって「あなたらしさを受け入れながら学ぶ」ことを大

          新たな冒険の始まり