桜の名所「吉野山」は紅葉も美しい
みなさま、こんにちは!
吉野アンバサダーの佐々木美佳です。
吉野は桜だけでなく、伝説もたくさん残る土地。
十二単で舞う『天皇即位の舞「五節舞」はじまりの地、吉野』や、勝手神社の白拍子、義経千本桜のゆかりの地など、色々な伝説が残っています。
季節の行事では「鬼もうち」と全国から追われた鬼を受け入れる節分、
鬼フェス 「鬼あるき」「鬼の夜会」が有名です。
今回は春の桜の時期に『千本桜「奈良 吉野山」で宿くらべ!御朱印・名所めぐりしてみた』で巡った場所を1日でどれだけ行けるのかをやってみました。
まずは近鉄吉野駅から吉野山へのケーブルカーの往復切符をゲット。
帰りのケーブルカーの最終時間は17:20!
そこまでの時間でどれだけ巡れるか試してみます。
吉野山からはバス「吉野山奥千本口ライン」を利用。
奥千本まで徒歩2時間かかるところが20分で到着!!
(↑写真:冬に撮影した修行門。)
一気に時間短縮して一番奥の金峯神社を目指します。
しかし金峯神社への最後の難関、修行門のある坂がキツい!
奥千本までバスで来ても、この坂を見て上千本の方へ坂を下っていく人も。
ここまで来たのにもったいない…。と思いながら坂道をゆっくりとあがります。
上着がいらないくらいに暑くなり、汗をかいてフウフウいいながら金峯神社に到着。
無人の時もありますが、この日は御朱印の手書きも可能でした。
そしてここは真の奥千本「西行庵」への入り口。
無事に行って帰って来れますように…。と手を合わせる。
というのも西行庵までの道のりはちょっとした山道。
ここ通るの?足を踏み外したらどうなるかな…。と不安になる。
そうした困難(?)を乗り越え、待望の西行庵に到着!
やったー!!紅葉がめっちゃ綺麗!
紅葉のベストシーズンに来れたことに感激して、ウキウキしながら写真を撮りまくる。
しかし西行さんはよくこんな場所に庵を作って過ごしていたなぁ…。
今は観光地化されて、(足元が怖い場所はあるけれど)整備された道だけど、当時は大変だっただろうな。
さて、次の場所へ移動!と帰りの山道は頭の中を空っぽにして普段の仕事を忘れてただただ歩くのが気持ち良い。ワイルドな山の紅葉。自然と季節をじる場所でした。
次は奥千本から上千本へ坂道を下る途中の「高城山展望台」へ。
入り口の紅葉が綺麗!と展望台からの紅葉を期待して登ってみることに。
が、しかし、ここは桜の名所。
桜の紅葉は時期が早い!すでに落葉した後でした。
逆に言うと桜の紅葉の時期と、カエデの紅葉と長い間の紅葉が楽しめるのが吉野山の良いところ。紅葉も桜も長逗留して楽しみたいものです。
上千本では牛頭天王社跡をお参り。さすが牛頭天王。聖域!
次は世界遺産「吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)」。
御朱印は申込用のノートに記載して送付していただく方式。
中千本に近づいて来ると人里が見え始める。
如意輪寺も柿の木の向こうに見えました。
中千本まで降りて来ると食堂やカフェなどのお店があるので急に安堵感と共にお腹減る…。ひとやすみしてから進むのもありです。
お腹を満たしたら「一目千本」の桜の名所「吉水神社」へ。
こちらの参拝方法は「二礼 十七拍手 一礼」。4,4,4,4,1と手を叩いて17の神様にご挨拶をします。
焼失した勝手神社の再建を願い、次に移動。
最後は金峯山寺へ。
令和10年12月末まで工事中ですが、本堂の参拝は可能。
この時は特別公開していた青く大きな金剛蔵王大権現にお参り。
紅葉、満喫できました。ありがとうございます!と祈りを捧げる。
それにしても毎回、金峯山寺に来ると可愛い熊のぬいぐるみ「くまぶしくん」が欲しくなります。
このあとバスで吉野神宮へ向かうのもあり。
次回はゲス卜ハウス・移住体験スペース「三奇楼」に泊まって、数日ゆっくり滞在しながら吉野山を楽しみたいです。