ファクトフルネス『ファクトフルネスとは』
こんばんはよっしーです。
今日の仙台市は凍てつくような寒さが一日中続きました。こんな日は早く帰ってあったかい布団の中に入りたいですね。
さて、昨日まではチンパンジー以下の私たちということで一章を基に話してきました。
今日は2章に入っていきたいと思います。
『ファクトフルネス』とは、データを基に世界を正しく見る習慣という意味でこの本の作者達が作った造語です。
13問の質問をやってみて気づきましたが、私達が知らない内に植え付けられていた〈世界は良くなっていない〉という考えが見事に打ち砕かれました。まだまだ問題は沢山あるけれど思っているよりもずっと世界は良くなってきているということがわかりました。
私が印象的だったのは、メディアは世界を2つに分けると話していたこと。身に覚えがありますが、前職の銀行でも投資信託を説明する際、オーストラリアは先進国だから為替も比較的安定していて、とかブラジルは新興国の中でも人口が増えてきているのでとか行ったこともない国のことをメディアが発するイメージのままで話していました。
この本の作者であるハンスさんはこの分け方をやめてレベル1.レベル2.レベル3.レベル4の4段階に分けました。
そのレベルの中で私が住んでいる日本は1番裕福なレベル4にいました。
レベル1とレベル2とレベル3の生活を知って私は今のレベル4の生活はとても幸せな物なんだなとおもいました。200年前は世界の85%がレベル1の生活をしていたということも初めて知り、素直に驚きました。
そしてレベル4の生活しか知らず、世界にはもっと大変な人々がいるのにも関わらず、自分はどれだけ贅沢な悩みを抱えていたのかと反省しました。
ちなみにレベル3ですら、今の日本では考えられない生活水準です。両親は当たり前に16時間労働、なんとか子供2人を高校に行かせるのがやっとで、水道管や電気などもやっと使えるようになってきた頃。それがレベル3の定義でした。
比べといくら200年前に85%がレベル1だったとしてもレベル1とレベル3ではそんなに差がないように感じてしまいます。しかし、200年前と比べて世界の殆どの国がレベル2.3に属しているという統計を見れば確実に世界は良くなっているんだというのがわかりました。
長くなりそうなので今日はこの辺で、また明日続きを書いていきます。
読んで頂きありがとうございました。
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