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通信社記者がnoteを始めた理由

初めまして、吉無田修(よしむた・おさむ)です。

職業は、ジャーナリスト。詳しくは、経済ニュースの編集記者です。

少し自己紹介させていただきます。

2000年に共同通信という報道機関に入社しました。広島、福岡、さいたま、前橋の支社局勤務を経て06年から経済部に所属し、経済ニュースを書いています。トヨタ担当として名古屋に赴任したり、海外特派員として、ニューヨークに駐在したりしたこともあります。

通信社は「ニュースの卸(おろし)」と言われます。「共同通信」という名前の媒体を持たず、新聞やラジオ、テレビ、ヤフーといったポータルサイトなどに、ニュースを配信しています。それぞれの媒体が、共同通信のコンテンツを掲載するかどうかを判断します。

共同通信は自社媒体を持たないのですが、地方紙と共同通信の無料ニュースサイト、47ニュースには、共同通信の主要ニュースの短縮版がたくさん掲載されています。

また、47リポーターズというコーナーには、共同通信記者の署名入りの記事があります。普段は「黒衣」のような存在の共同記者が署名入りで書いています。力作揃いなので、おすすめです。

さて、私は会社から許可をもらって、本日からnoteとTwitterを活用することにしました。

なぜか?

この1年、ITとメディアをテーマに取材してきました。若い世代中心にSNS利用が一般化する中、各サービス内容と仕組みを深く理解し、どのようなコンテンツが需要があるのか、実践を通じて学びたいからです。

下の表は、同僚と協力して取り組んだ企画記事のテーマの一覧です。多くの地方紙に掲載していただきました。

企画のテーマと取材対象(敬称略)

note、Twitterとも役に立つコンテンツの配信に努めたいと考えています。

では、自己紹介代わりに、47ニュースに掲載された私のコンテンツをご紹介します。

22年の新年原稿(お正月の新聞)向けの企画「世界へ羽ばたけ! 日本のスタートアップ」で、ソフトバンクグループの孫正義さんをインタビューしました。

こちらはインタビューのダイジェスト動画(約6分)です。2017〜21年のニューヨーク駐在時、街でトヨタやホンダといった日本車をたくさん見かけたのですが、新しい日本企業の話題が少なかったことから、この企画につながりました。見ると、きっと元気になります

2本目は、2021年から急速に盛り上がっている仮想空間「メタバース 」の話題です。

メタバースと言ったら、フェイスブックから社名変更したメタ・プラットフォームズに聞いてみよう、ということで、メタ日本法人代表の味澤将宏さんを仮想空間でインタビューしました。

Quest2をつけて、仮想空間の会議室にジャンプイン!本当にその場で会っているかのような感覚になりました。


最後に「ITと教育」をテーマにした特集記事です。米大手IT企業でこの分野の責任者であるアップルのスーザン・プレスコットさんとグーグルのスチュアート・ミラーさんにお話を伺いました。学校現場も取材しました。

いまの子どもたちがうらやましい、と思ったのと同時に、大人たちのリスキリングの必要性も実感しました。

いかがでしたか?
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吉無田修(よしむた・おさむ)
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