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怒り

今日は休日だったけれど、ずいぶんと行動することができた。

昼から保険の営業に対応し、二つの医者に行き、公共料金を払い、本を売り、食事を摂った。近年まれにみる快挙だ。

その中で、相変わらずの尻痛と喘息。加えて気温の急な移り変わり。どうかしている。寝たり休んでいても辛いし、何かしていても辛い。結局何かしていた方がいいとは思うのだけれど、常に何かにいらだっているよう。

怒りだ。何に対しての怒りか分けられないくらいに総合化した怒りの集合が、全身にいきわたっている。

その怒りによって、僕は眠り、仕事をし、歩いている。

この怒りは何によって昇華されるのか。音楽も、美術も、それだけでは万能薬にはなりえない。言葉もまた然り。

怒りの塊をなんとか表象として形にし、押し出さなければ。僕はその怒りに満たされ、怒りと同化し、自分を許せなくなってしまうかもしれない。

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吉村ジョナサン(作家)
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