科学館に行くかと聞いてみた結果、海中散歩を体験しました

科学館に行くかと聞いてみたら、水族館がいいと返ってきました。

うちから行くとしたら、福岡市東区のマリンワールドか、ちょっと遠出して下関の海響館か。どちらも、家族が5人になってからは行ったことがありません。
それか、変わり種で、呼子のジーラ。呼子の海を泳ぐクジラ型の船は、船内が左右に大きな窓を見開いた展望室になっていて、海の中を覗くことができます。天然の水族館です。

さて、どこにするか。
子どもたちの答えは、意外にも（？）即決でジーラ。

選んだ理由は、マリンワールドは保育園で遊びに行ったことがあるのと、ジーラは船に乗れるのがおもしろそうだから。三男は、船に乗ること自体が初めてだと嬉しそうにしていました。

海中展望船ジーラ｜マリンパル呼子

予定を組んだ昨日は、天気の節目。10月になっても夏が続いていた日々から涼しい秋に移りゆくためなのか、雨が降る予報になっていました。細かく調べてみると、10時頃からポツポツとしてくるようです。
ジーラの運行は、朝9時から。運行時間は40分なので、朝一番の便に乗れば雨の影響から逃れられるのではないか。ということで、7時半出発で呼子を目指しました。

福岡市内から呼子までは、道が混んでなければ1時間半くらい。土曜の朝早くは、まだみんなが動き出す前で、狙い通り9時少し前に到着。そのまま受付を通過して、待ち時間なくすんなり乗船できました。乗客は我が家5人のほかに若いカップルが1組で、お互いに広々と楽しめる距離を確保できたのもありがたかったです。
曇り空の海の上は、さすがに肌寒い。上着を準備して正解でした。これから行かれる方は、お忘れなく。

ジーラは、定刻に岸を離れました。船内アナウンスと一緒に、ジーラのテーマソングであろう軽快な曲が流れてきます。上機嫌の子どもたちと一緒に曲に合わせて腕を上下させると、さらに気持ちが高まります。少しだけ雨が降り始めたけど、まだまだ気にならない程度。屋根の下に入れば、ほとんど濡れません。

ジーラは、沖に浮かぶ鷹島を目指します。

こんもりとした形が、かわいらしい。「クジラの形に見える」とアナウンスされたら、確かにそう見えてくる小さな島です。
その島の近くで一旦船を停めて、船内の展望室に移動すると・・・

子どもたち、大興奮。歓声と共に、窓にへばりつきました。手を伸ばせば届きそうな目の前を、大量の魚たちがうごめきます。

大きく目立っているタイたちだけでなく、細長い魚や、小さな魚たちも、自由に泳ぎ回っています。あれがボスだとか、レアなの見つけたとか、光っているのもいたとか、分析と報告が止まりません。来てよかったと感じる瞬間です。
一緒に乗っていたお二人も、すごいすごいと繰り返していました。

遊覧の時間は、あっという間。だけど、いい体験ができました。
ホームページには、
「呼子の海で、海中散歩の気分を体験しよう！」
とあります。海のお散歩、楽しかったです。

港に戻るまで、雨はパラパラ程度で持ちこたえてくれました。福岡への帰り道では、前が見えなくなるくらいどしゃ降りになったので、運が良かったということでしょう。

豪華な水族館もいいけど、船に乗って体験する水族館もオススメです。

ちなみに料金は、今回の候補になったマリンワールド、海響館、ジーラでは、ほぼ同額です。

＜ジーラ＞　※公式サイト
大人（中学生以上）：2,100円
小人（小学生）：1,050円

＜マリンワールド＞　※公式サイト
大人（高校生以上）：2,350円
小中学生：1,100円

＜海響館＞　※公式サイト
大人（高校生以上）：2,090円
小中学生：940円

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ひとつだけ、ジーラの欠点を挙げるとしたら、自然の海に船を出すので天候の影響を受けます。今日（10/17）は、「海上不良の為欠航」となっています。一日ズレていたら体験できなかったと思うと、これまた運が良かった。

運行状況は、公式サイトに掲載されます。要チェックです。

本日の運航状況｜マリンパル呼子

朝の8時半頃には、当日の予定が更新されていました。