勝手に「ポケモン映画」ベスト3!【My Academy Awards】
毎週テーマを決めて共同運営を続ける日刊マガジン『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【 My Academy Awards 】。
「Academy Awards」に、ピンと来なかったのは、僕です。
文字を見て、学術的な何かかな?と思いつつ調べたら、「アカデミー賞」なんですね。映画で有名な。いやはや、お恥ずかしい。
そんなことを考えながら、たどり着いたページで歴代の受賞作品や俳優さんたちを眺めていたら、はたと気がつきました。ほとんど、観てない。
そう言えば、映画といったら、毎年の楽しみはポケモン映画くらい。たまに、ドラえもんやクレヨンしんちゃんも観ることあるけど・・・。
あ、カーズは、3作品とも、何度も何度もくり返し観ました。あと、ジブリ作品も好きです。トトロとか、ラピュタとか。
そんな僕が「My Academy Awards」を語るとしたら、ポケモンか、カーズですね。うーん。今日は、ポケモンを選びます。
我が家のポケモンデビューは、2009年
長男が4歳の頃、テレビアニメを観るようになったのをきっかけに、僕のポケモン人生も始まりました。せっかくだから、映画も一緒に行こうと思って、初めての前売り券を購入。『アルセウス 超克の時空へ』。かわいいシーンに笑顔になり、バトルに興奮し、ポケモンとの絆や人間のおろかさを感じて、感動しました。アルセウス役の美輪明宏さんのセリフも、かっこよかった。
それ以来、映画は毎年の楽しみになっています。「ポケモン映画、観にい行きたいひと~?」と聞くのは、僕が行きたいからです。
どんな映画を観てきたかな、と振り返ってみると、やっぱり感動がよみがえります。なかには、印象に残らなかった作品もあるけど、それでもおもしろい。
ということで、僕が選ぶ「ポケモン映画ベスト3」、発表します!
※映画館で観た、2009年以降の作品から選びます。それ以前にも名作はありますが、あしからず。
第3位 ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム(2011年)
「理想の黒」と「真実の白」、キミはどちらを観るか!?
のキャッチフレーズで、2作品同時公開された2011年。ストーリーの基本は同じだけど、ボスキャラ的なポケモンが2種類いて、少し違ったやり取りが楽しめるようになっています。我が家が選んだのは、「真実の白」。
「理想」と「真実」は、どちらも行動していく原動力になり得るものです。「真実」は気付くもの、「理想」は描くもの、という感覚が当時の僕にはしっくりきて、サトシが語る「真実」に映画館で涙しました。
理想も、真実も、どちらか一方だけが正解というのではないはずです。ふたつは、すごく密接につながっていると思います。
今の自分が大切にしているものは?と、映画を観ながら問いたくなる作品です。
第2位 ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ(2016年)
映画館を出るとき、長男も「泣いた」と言った作品。
科学の力で作られた、からくり仕掛けの街が舞台。そこに、からくり人形のマギアナと、山奥で暮らすボルケニオンが登場します。
科学と心は、両立するのか?力は、何のために使うのか?人間の都合で、動物を好き勝手に扱っていいのか?
自然を切り開いて、便利なモノであふれる現代社会を、立ち止まって考えさせてくれます。大切なことを、忘れてないか?と。
ポケモンの中で、人間の言葉が話せるニャースが、涙ながらに語るセリフ・・・。今でも、思い出すと、ウルっとしてしまいます。
第1位 ポケットモンスター ココ(2020年)
ポケモンと人間- ちょっと変わった親子の愛と絆の物語。
毎年夏の公開が、去年はコロナの影響で冬に延期となった最新作。親子の愛、特に父と子の物語なので、とても楽しみにしていました。
期待を裏切らず、期待以上で、何度もグッときて。オープニングの回想シーンから涙で、とにかく、よかった!
メインテーマで歌われているように、「親子ってなんだ?」「育てるってなんだ?」を問いかけられます。血がつながっているとか、同じ空間にいるとか、それだけではない。ポケモンと人間の子だったら、明らかに違う存在だから悩みます。だけど、僕たち人間同士でも、本当はひとりひとりが違っていて、尊重していかなければならないと、思い出させてくれた気がしました。
子育て中の人には、全力でオススメしたい作品です。
映画を観た直後のnoteと、一発でとりこになったメインテーマを歌う姿も、よかったら見てください。
歴代のポケモン映画は、特設ページでチェックできます。
映画情報に加えて、その年のニュースも流れてくるので、思い出に浸るのにぴったりです。
さいごに
これは、ポケモン映画に限ったことではないと思います。
子どもと一緒に映画を観るたびに感じるのは、映画を通じて、大人にもメッセージを届けようとしている。
忘れかけていたことや、今考えるべきことなどが、子どもが楽しめるように、分かりやすい言葉で語られているので、深く心に響きます。
子どもが大きくなると、「一緒に観る」という機会はだんだん少なくなっていきます。
子どもが一緒に行きたいと言ってきたら、限られたチャンスだと思って、付き合ってほしいです。僕もそうします。
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毎週テーマを決めて共同運営を続ける日刊マガジン『書くンジャーズ』。
今週のテーマは、【 My Academy Awards 】でした。
今年もポケモン映画を観るんだと心に決めているのは、土曜日担当の吉村伊織(よしむらいおり)です。
今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
メンバーみんなのnoteも、チェックしてくださいね。
それではまた、お会いしましょう。