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2024年11月に読んだ本たち

今年の目標としていた100冊までは、そんなに意識しないようにと思いながらもどこかで数を気にしながら読んでいた気がする。
その目標を9月中に達成してからは、少し肩の荷を下ろして本に触れているつもり。

100冊を超えたら読むことから書くことに切り替えたいと思ってはいたけれど、これが落ち着くまではちょっとしんどいかもと感じてしまう出来事があって、それを心の中の言い訳にして読み続ける11月だった。どんな状況でも書き続けられる姿にも憧れるけど、弱さも拒まずにいたい。
そんな気持ちも、読み終えた本と一緒に記しておこう。

自分の誕生月でもある11月、読み終えたのは11冊。

106.『この夏の星を見る』
107.『おいしくて泣くとき』
108.『虹の岬の喫茶店』
109.『優駿』(上)
110.『優駿』(下)
111.『本が紡いだ五つの奇跡』
112.『ロールキャベツ』
113.『雨上がりの川』
114.『木曜日にはココアを』
115.『極楽よのぅ』
116.『逆ソクラテス』

読書のきろく 2024年44週目~47週目

11冊中の5冊が、森沢明夫さんの作品。今年、ハマりにハマっている作家さんだ。12月にはまた新刊が発売されるそうで、すぐ買うか図書館に入るのを待つか悩んでいるところ。

森沢さんの作品は、登場人物や場所、アイテムなど、物語単体を飛び越えてつながっている。大きな世界が存在していて、その中のある一瞬を切り取って作品が生まれている感覚。だから、少し時間や場所をずらせば別の物語が存在していて、その瞬間にも他の場所でそれぞれの人が生活している。主人公なのか脇役なのかは、語り手によって変わるだけで、それは現実世界も同じこと。
その様子がやさしくあたたかく描かれているから、次々に作品を読みたくなるし、その中の繋がりを探ってしまう。気づけたら嬉しいし、気づけなかったことをコメントを通じて教えてもらったりするのもまた楽しい。
今月読んだのは図書館で借りたものばかりだから、いつか専用の本棚にみんな揃えて、繋がの答え合わせもしてみたい。

いよいよ明日から今年も12月。
今から200冊を目指すつもりはまったくない。引き続き、本で心のメンテナンスをしながら過ごしていこうと思う。

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吉村伊織
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