土のうメンテナンス
ふだんは、ひっそりと。
災害時には、どっしりと。
と言えば、土のう。
僕の住んでいる地域には、地域の資産として公園の片隅に置いてあります。災害で水の被害が起きそうになった時には、そこから持ち出して使えるようになっています。今年9月、台風10号がやって来た時には、いくつか使用したご家庭がありました。平成21年7月豪雨では、川沿いのエリアで大きな浸水被害が発生したので、特にその地域の防災意識は高いようです。
今日は、その「土のう」のメンテナンスをしてきました。
公園に置いてあると、雨や風にさらされて、少しずつ袋が傷んできます。袋が破れてきてると連絡を受けていたので、校区の防災・防犯部のメンバーで、区役所の職員さんに教わりながら、新しい袋に詰め替え作業をしました。
今回、作業をしたのは2か所。古いのを全部どかして、新しい袋に入れ替えて、土台を整えて、きれいに積み直す。8人がかりで、1時間半弱。結構な重労働でした。でも、綺麗に並んだ新しい土のうを見ると、清々しい気持ちになります。
土のうは、ひとりで綺麗になってはくれません。どこかのタイミングで、誰かが整備しないと、ボロボロになって使えなくなってしまうのです。
日本中のいろんなところで、こうやってメンテナンスされてるんだと思うと、ありがたい気持ちにもなってきます。
災害が起きずに、ずっと穏やかであれば、それが一番。
でも、自然の力は僕たちがコントロールできるものではなく、どこかで災害が起きてしまいます。
自助、共助、公助。
地域活動に携わるようになって、教わった言葉です。
自分で自分の身を守る、自助。地域の人たちで助け合う、共助。公的機関のサポートを受ける、公助。3つが上手に重なり合うことで、災害を乗り越えることができます。
地域活動は、共助。
みんなが少しずつ、興味を持ってくれたらいいな。
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