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季節は秋へ

 写真は、落花生の花が終わり、子房柄(しぼうへい)が土へ向かって伸びている様子です。
 畑も、エダマメ、ニンジンに加え、落花生とらっきょう、キュウリが仲間入りしています。そして、新しく畑を使ってくれる人が増えました。彼らもエダマメを育てています。二拠点居住されていて、トノガワへは週1回来られるかどうかなので、水やりは応援させてもらっています。

台風の季節到来

 前回の投稿から、ほぼ1ヶ月が経ちました。
 暑い暑いと思っていたら、早いもので台風が来る季節となりました。今年は海水温が高いとかで、台風が尋常じゃない勢力でやってくるようです。2年前の台風21号は大阪上空を抜けていったこともあって、トノガワも大風が吹きました。大雨の中、ウッドデッキの上のテーブルや植木鉢がいとも簡単に吹き飛ばされたのを見て、台風の恐ろしさを改めて実感したものです。

ヨシムラの仕事について

 さて、私ヨシムラコウジは、合同会社クラフトワークのCEOでもあります。2012年に吉野町へ移住し地域おこし協力隊を経て、2015年に独立開業、2019年に法人成りして今に至ります。
 ここ奈良県吉野町のような中山間地域で稼ぎを得るには、多業複業のスタイルが不可欠です。自身は器用にものごとをこなせるわけではありませんが、事業として電気工事業とPCの修理、時には行政計画の策定支援を行っています。
 自身は「非積極的営業活動」と呼んでいますが、作業依頼をいただくのはこれまでに名刺交換させていただいた人やFB友達がメインになっています。なので、次から次から仕事が舞い込んでくる訳ではありません。
 そこに昨今のコロナ禍が加わり、ここ数ヶ月は気持ちいいほど電話が鳴らない日が続きました。ようやく先月になって、仕事の依頼がぽつりぽつりと入ってくるようになりました。冷えなくなった古いエアコンを交換したいとか、プレナー(電動カンナ)を使いたいので動力を引き込みたいとか。
 そして、ここ1週間は、トノガワで新築物件(ジビエの加工場)の電気工事をやっております。小ぶりの建物ですが、灰色の電線(VAとかFケーブルと呼ばれます)をすでに100m以上使いました。分電盤をつける予定の場所には電線の「滝」ができております。
 あぁ、人の役に立っているなと感じております。

畑、猛暑を乗り越えて

 そして、仕事の後には畑へ立ち寄り、水やりを。
 梅雨明けから8月20日過ぎまで雨が降らず、毎日毎日そばの流れから水を汲んでじょうろでやる毎日でした。面倒くさがり屋で何事も長続きしない(と思っている)私ですが、その点についてはたいへんマメでした笑

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エダマメ
 植えたのは富貴(ふうき)という品種です。種まきから78日から80日が収穫時期だそうで、来週末がちょうどそれにあたります。さやはいうほど膨らんでおらず、あと10日ほどで「食べた~!」という気になれるほど実が膨らむのでしょうか。

ニンジン
 8月下旬に入ってから、育つ速度が増した感じがします。暑すぎると生長が鈍るようです。雑に、その上密に種をまいたため、間引きするにも手間がかかります。次回はもう少し考えて種まきをしようと思っています。

キュウリ
 8月5日には双葉が出揃っていたのですが、未だ本葉3枚目が大きくならないまま。適温は20度~25度だそうで、トノガワといえどキュウリにとってはまだ暑いのでしょうか。8月29日植え付け。

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らっきょう
 8月29日植え付け。一部、芽を伸ばし始めました。
 2年後の収穫を目指します。

 雑草たちもここのところの適度なお湿りと適温ですくすくと育ち始めました。そろそろ冬の野菜の種まきや植え付けの時期ですが、意外と広さがいるものです。白菜があれば煮付けや鍋物へ、あるいはキムチも作れるかも。
 夢は膨らみますが、耕作の範囲を広げることは囲いを広げること。野生の鹿が侵入しやすくなるのではないかという心配の種が増えます。今でも、柵を跳び越え食い荒らされないのが不思議なぐらいです。吉野町内、柵なしの畑作はまず考えられません。
 奈良公園の鹿はかわいらしいのですが、この辺を闊歩する鹿は・・・・。害獣なのです。

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