モチベーション8

本気の仕事がカッコイイという真実。
しかも、ギャップがあるとなおのこと、いいのである。
こんな若手に任せて大丈夫なのかと一瞬思わせた後、予想を大きく上回るパフォーマンスを見せつけられる。
スピード、技術、姿勢、どれをとってもこちら側を唸らせる。
感心させられ、応援したくなる。
そんな情熱や努力を見せてくれる。
そして、ひた向きさや真摯さに人は惹きつけられるのではないだろうか。

よくよく考えれば、世の中の多くの人が本気で仕事をしているのかもしれない。
自分が知らないところで、奮闘している日本人はたくさんいるはずだ。
そして、それなりの対価を払えば、本気のサービスを受けられる。
分野は異なれど、異業種の人の仕事に魅了される経験も悪くない。
受け取るサービスそれ自体にも大きな価値があるが、その磨き込まれたスキル、態度に感心させられる。
こんなキビキビした動きができたら、もっと強く、大きく成長するだろうと期待せずにはいられない。


人の仕事に感激して、我が仕事に転化する。
もっと夢中になれるし、熱中できる。
もっと人に与えられるし、まだ成長できる。
いつしか、自分にそう言い聞かせるようになるだろう。
そんな気持ちにさせられる人のある分野における圧倒的なパフォーマンスは、領域を越えて心に火をつける。
モチベーションを高めるきっかけがここにもまた、ひとつある。