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潤いを与えて太陽に負けない本気のUVケア③~日焼け止めの選び方~
いよいよ、紫外線が最も強い時期に差し掛かっています。毎年この時期は、紫外線との戦いの開始です。
私たちエステティシャンの中では、紫外線=死害線というくらい、肌にも身体にも悪影響を及ぼす紫外線ですが、日に当たっても、守りと保湿を欠かさなければ、シミや肌荒れを予防できます!
UVカットの必要性や浴びた後のケアについて、お伝えしましたが、「何を選んだらいいの?」というお声があったので、今回は選び方のポイントをお伝えします。
☆紫外線散乱剤と吸収剤の違いは?☆
○紫外線散乱剤・・・紫外線を肌に吸収せず、そのまま跳ね返します。
○紫外線吸収剤・・・紫外線を一度吸収して肌で化学変化を起こします。
※取り込んだ成分が不安定になり、アレルギーを起こす場合があります。
お肌の弱い方は、「紫外線吸収剤フリー」のものを選ばれるとよいといわれています。
☆UVカットやケアに有用な成分☆
・エクトイン・・・免疫向上・細胞保護作用・HSP(ヒートショックプロテイン)生成促進作用
・トリプルヒアルロン酸・・・水分保持能力の向上
・ユキノシタエキス・・・美白
・カッコンエキス・・・シワ・たるみ改善
※加えて、合成界面活性剤・鉱物油・香料・色素・パラベン・アルコール等が不使用だと、お肌の負担が軽くなります。
☆話題のHSP(ヒートショックプロテイン)☆
HSP(ヒートショックプロテイン)は、ストレスや病気で傷ついたタンパク質を見つけて修復してくれる働きがあります。
元気な細胞に変える働きのある唯一のタンパク質で「若返りタンパク質」といわれています。
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☆美白に効果的な食物成分☆
ビタミンA・・・皮膚のほかに、目や粘膜・髪にもいい栄養素です。
ビタミンC・・・美白を求めるなら1日1,000mg以上が理想です。
ビタミンE・・・血行促進・新陳代謝促進効果があります。
(ビタミンACEと覚えてね)
リコピン・・・チロシナーゼ(メラニン生成の原因になる酵素)の抑制効果があります。
次回は新年度の体調管理と美容のお話しです。