聞き上手は〇〇をしない

私はよく「聞き上手ですね」と言われることが多いです。
実際私自身も、人の話を聞くのが得意なほうだと思っています。

そんな私が、人の話を聞くときに必ず気をつけていることがあります。
それは、よけいなアドバイスをしないということ。

たとえば、友達や家族が悩みや愚痴を話しているとき、どうしても「こうしたらいいんじゃない？」とアドバイスしたくなることってありますよね。

でもその気持ちは、グッとこらえてください。

相手が「どうすればいい？」と具体的に助言を求めていない限り、アドバイスをするのは避けましょう。

それはなぜか？
聞かれてもいないアドバイスは、「善意の押し売り」になってしまうからです。

こちら側が相手のためを思ってのことだとしても、アドバイスを受ける側からすると、「いらないものを押し付けられた」と感じてしまうことも…。
特に親から子どもに、夫から妻に、つい余計なアドバイスをしてしまうことが多くなりがちです。

だからこそ、話を聞くときはただ耳を傾けることに集中しましょう。

「そっか、そうなんだね」「それは大変だったね」と、相手の気持ちに寄り添う言葉を返すだけで十分。
相手が話しやすい雰囲気をつくることで、信頼関係が深まります。

もちろん、相手が本当にアドバイスを求めていると感じたら、そのときはしっかり考えて伝えてあげましょう。
でも、それ以外のときは「ただ聞く」ことに専念する。
これが、聞き上手になるための大事なポイントだと思います。

人の話を聞く場面は多いと思いますが、ぜひ「よけいなアドバイスをしない」というルールを意識してみてくださいね。

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