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まずは役所に行こう。相談しよう。

あなたは既に"貧困"の域に達しているかもしれない。

猫の餌も買えない。猫を捨てるか、楽にして後を追うか

とある見知らぬ人のツイートをみて、心臓が絞られたような心地がしました。
きっとそんなことはしないだろう、と思いたい。
ちょっとした出来心かもしれない。
でも彼の過去ツイートを見ると、それを絶対にしない、とは言えない状況。

新型コロナの自粛要請で自宅待機を命じられ、仕事がない。
パートナーも職を失った。
家賃・光熱費・国保・年金が払えない。

そんな方は、既に今も増え続けているのでしょう。
わたしはできる限り声掛けをしようと、彼にアクセスし、こんこんと伝えました…

・まず役所に行き、下記を聞く
・失業者が失業保険の対象になるか?
・失業者を扶養に入れて生活保護にするか、非課税世帯とするか?
・自宅待機で給料が出ないが新型コロナの補助金受けられるか?
・当面の生活費光熱費家賃がない
・当面の税金、健康保険が払えない

しかし、彼は疑心暗鬼になっており、なかなか言葉が思いが通じない。

・役所は何の役にも立たない
・失業した派遣元は何もしてくれない
・今すぐ全部払わなければ終わりだ
・誰かお金をくれないか
・どうせ聞いても無駄

戦慄しました。これが「今」の日本の現状であり、貧困であり、民度なのではと。
本当にこういう人がやっぱり多くいるのだと…。

わたしごときにできることはないかもしれない。それでも、少しでもいい、誰かがこの記事を見てくれて、少しでも今より楽になるなら、と、今回、記事にまとめることにしました。

「もう終わりだ」って思っていませんか?

今これを読んでいるあなたに問いたい。
この彼に共感できますか?
同じように、行政は何もしてくれない、と思いますか?
光熱費や家賃、国保、年金を、生活が破綻する状況でも払わなければならないと思っていますか?また、そのような状況にありますか?
あなたの生活は、収支に対して支出のが多くないですか?赤字ではないですか?
このままの生活が続いたら、終わりだと、そう思っていますか?


もし、あなたがひとつでも「そうだ」と思うなら、あなたは既に貧困の状況にあるかもしれません。あなたが認めたくなくても。
まずは、そこを正しく見つめましょう。

あなたには、「あなたの命」を守る義務があります。
また、あなたには、「あなたのことを愛する命」を守る義務があります。
そして、「国」には、「あなたの命を守る義務」があります。
命があれば、いくらでもやり直せます。全然終わりじゃありません。

とにかく、役所にいこう。真剣に相談しよう。

あなたが信用できない「国」とは、「政治」とは、「役所」とはなんでしょうか。
なぜ信用できないのでしょうか。
誰かがそういったから?ひどい目にあったから?
でもですね。
役所は、あなたが「健康で文化的な最低限度の生活を営む」ための、手助けは、必ずしてくれます。

ただ、誰もが思いを同じようにもった、人間です。
悪態をついたり、自分の要求が全部通らなくて「何もしてくれない!」というのは気分を害しますし、この人のために頑張りたくない、と思われてしまいますから、紳士的に、真剣に相談してみましょう。そこが直接の窓口でなくても、別の正しい窓口を教えてくれます。どれができることで、できないこと(対象外)かも教えてくれます。

補償や助けを受けられない場合はどうすれば良い?

役所に行って、思ったような補償や対応が受けられないことがわかるかもしれません。
あなたが暮らしていた水準が、そもそも、あなたの収入に見合っていなかったという可能性もあります。
その場合は、生活を変えることを余儀なくされるでしょう。
もっと狭くて安いところに引っ越す必要があるかもしれない。
携帯を持つなら、格安SIMでないと支出バランスが崩れているかも。
毎日ビールやジュースをコンビニで買いすぎていたかも。食費がかかりすぎていたかも。

厳しいことを言いますが、周りと自分を比べてはいけません。
「補償や助けが希望通りに受けられない」ということは、
「今までの生活は身の丈にあわない贅沢をしていたのかもしれない」
「今の日本の中で生きていく手段や方法が、現時点では間違っていたのかもしれない」と自覚しましょう。
何も恥ずかしいことやおかしいことではありません。そんなの誰も教えてくれません。
今から生活を見直して、まずは、立て直しましょう。

絶対に民間から借金はしちゃだめ!!

まずはお小遣い帳を簡単でもいいのでつけてみましょう。
入るお金と出ていくお金をざっくりでよいです。
そして、今少しでも赤字なら、その部分を補填するために、余分な支出を削りましょう。
多くは、下記のようなものが自覚なくする出費です。

・コンビニでの購入全て
 →スーパーや薬局のほうが安いです
・買い物の回数が多い
 →日にちと買うものを決めて、不必要な支出を減らしましょう
・カフェ、外食によく行く
 →おいしいコーヒーを自宅で入れましょう。たまのご褒美にしましょう
・パックやペットボトル飲料
 →自宅で作りましょう
・課金系
 →少し我慢しましょう、使ってないもので課金していないか調べましょう
・キャリア携帯
 →格安SIMに乗り換えましょう

そして、収支バランスについて不安なら、これも役所に相談しましょう。
家計のバランスを相談できる窓口があります。

そのうえで、現時点で受けられる家賃補助等の仕組みを徹底的に利用しましょう。根気強く役所と相談し、現状で得られる補償や融資で生きていける方法を探しましょう。

既に負債、借金がある場合は、無料の法律相談所に相談しましょう。
安心してください。任意整理、自己破産をしても、誰にばれたり、後ろ指をさされることもなく、生きていけます。
絶対にこれ以上の借金はしないで下さい。

相談してもひどい扱いをされたら

一旦作戦を一緒に考えましょう。一度ご相談ください。相談窓口などもありますが、もうここでは心が折れていることでしょう。


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吉美四季
はっきりいって生きにくくてしょうがなかったけれど、今はかなり楽しく生きられています。ですから、もっと皆が楽になれるようなお役立ち記事を書いていきたいと思っています。サポート頂けたらめっちゃ活力になります。