見出し画像

所属Big4監査法人Loveな公認会計士が卒業、独立開業した件4-創業融資編-

こんにちは。公認会計士よしみんです!

創業から半年くらい経過しました。
今回は、創業融資(今からさかのぼること創業時)について、綴っておこうと思いますっ

前提として、独立開業にあたり、プライベートのキャッシュは十分に用意していたため、私個人と法人を一体としてみたとき、資金繰りに関して急を要する状態ではありませんでした。

創業融資申請

しかし、下記を踏まえ、日本政策金融公庫から創業融資申請することを決定しました。

  1. 法人単体で見たとき、資本金しかなく、また、売掛金回収サイクルが通常より少し長めであり、経費考慮前の届け出た定期同額給与を数か月払うだけで焦げ付く見込みであり、出鼻から健全な財務状態を維持できないこと

  2. 創業時が最も借りやすいこと

  3. さらには、これまで監査業務における自己査定で銀行・信用金庫・信用組合の融資査定を数百社実施してきたものの、借り入れる立場というものを身をもって経験しておきたかったこと

結論から言うと、公認会計士であること、金融業の監査に少なからずの期間関与できた経験をもっていたことを大変ありがたく感じる一連の流れでした。

大まかな手順

としては、

  1. WEBで創業融資申込(必要書類を漏れなくそろえる)

  2. 面談

  3. 審査

  4. 融資実行(入金)

といった感じです。ただ、通常は1.の前に複数回相談があるのでしょうかね。

創業計画書、自分の履歴書、各種必要書類はきっちりかっちり作成して提出しました。自己査定でありとあらゆる関連資料を見てきたので、日本政策金融公庫側の視点を意識して、担当者と上席者が融資OKと言いやすい根拠を複数個、具体的に、定量的に、ちりばめて作成しました。
(この辺りのご支援非常に得意ですのでお問い合わせお待ちしております)

面談

では、創業計画書についての質問から、希望融資金額・返済期間の変更可否などお話ししました。1時間程度でしたかね。
創業計画書からのあらゆる質問に対しても、定量的に、具体的に検討・分析した結果、一定程度の確度をもって作成したんだな、と心象を得ていただくため、丁寧に回答することを心掛けました。
また、この証憑があるとより説得力が増すなという資料については惜しみなくこちらから積極的に提出しました。

希望融資金額

については、自己査定時の経験からこれくらいの自己資本比率があれば、担当者的にも上席者的にもまあNGにはならないでしょうというぎりぎりの水準で希望しました。(この辺りのご支援非常に得意ですのでお問い合わせお待ちしております)(2回目)

この後の流れ


面談から1-3週間で担当者から審査結果の電話、必要書類の受領、入金がどどどっと行われました。

融資が入金されたときに、あぁとりあえず完了したんだなと実感しました。恥ずかしながら、なにげに知らなかったのですが、額面から手数料を差し引かれたキャッシュが入金されるのですね(1,000,000円融資金額であれば999,000円入金みたいな)笑
公認会計士であること(知識、経験、社会的信用)、金融業の監査に少なからずの期間関与できた経験をもっていたことを大変ありがたく感じる一連の流れでした。

幸せになるべくいち公認会計士として半期以降も精進します。
お読みいただきありがとうございましたっ

より良いものを発信する源泉にさせていただきます‼︎