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夢があるから

目的は人それぞれで、、、

子どものとき甲子園に行きたいという
目標と夢があった

始発から終電まで練習しても
365日のうち元旦しか休みがなくても
監督やコーチにどやされても
バットでしばかれても
バケツにいれた水道水しか飲めなくても
1軍から落とされても
ウサギ跳びを1日中しても
グラウンドで意識を失っても

1日たりとも野球をやめようという思考にはならなかった。1日たりとも人にやらされているという考えにもならなかった。

なぜ、あのようなことができたのか?なぜやめようと思わなかったのか?それには夢があったからだ。

今となっては人間ではない野球部時代だったように思う。

少年時代に
地元の先輩の甲子園出場が決まって
地元の人たちみんなで
マイクロバスに乗って甲子園球場に応援に行った時
初めて甲子園というものを生で観た。

体が震えて、ここに行きたい!と思った。それと先輩が甲子園のグラウンドからマイクロバスに乗って応援に来た親や地元の方々がいるアルプススタンドに向かって挨拶をしている姿がやばいくらいかっこよく見えた。

シンプルに「僕も甲子園に行きたい」と夢にもった瞬間だった。

野球がうまくなりたい。とか
自分を変えたい。とか
そんなことを思ってあの練習をできたわけではない。

シンプルに。夢だったからだ。
野球をやる理由が明確にあった。
軍隊と言われ日本一厳しいといわれた練習も
あいつらは頭がおかしいと言われたことがあっても
1人でも応援してくれる人と
自分の夢のために
無我夢中でやりとげることができた
本能的なものだったと思う

結果甲子園にはあと1勝でいけなかった。
先輩と後輩は出場したのに
僕らの学年はいけなかった。
ただ夢に向かってやりとげた時間と経験は
一生の財産になった。

大人になった今。
僕には新たな夢ができた。
今はそれに向かって進んでいる。
その夢の舞台と夢の生活を
みれたことは
甲子園の時とよく似ている。

夢をもつことがやはり大事。
甲子園を目指したときも
今の夢を語ったときも
鼻で笑った人やバカにしてきた人には
いっぱい出会ってきた。
今も昔も感謝しかない。

なぜなら私には夢があるから。




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