第17回 あなたは『問い』を持って生きていますか?働いていますか?
明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、新年早々ですが、質問です。
あなたは『問い』を持って生きていますか?働いていますか?
今年は、ぜひ自分なりの『問い』を持ってほしい、意識してほしい、そんなお話です。
いきなり、そんなこと言われてもあまりピンとこないかもしれませんね。
でも、皆さん、普段はあまり意識していないかもしれませんが、わたしたちは日々生活しながら、働きながら、自分なりの「問い」に対する答えを自分なりに出し続けているのだと思います。
「お客様がおいしいと思うビールって、どんなビールなのだろう?」
「どういう仕組みがあれば、みんなは仕事がしやすいだろう?」
これは、わたしが今までのキャリアの中で持ち続け、答えたいと願ってきた問いのほんの一例ですが、改めて振返ってみて、皆さんはどうですか?
仕事をする上で、「問い」が必要不可欠かというと、そういうわけではありませんが、自分なりの「問い」を持っているか持っていないかで、仕事に対する取り組み姿勢は全く変わり、だからこそ、もたらされる成果や自他への影響は雲泥の差となります。
どういうことか。
自分なりの「問い」を持っている人というのは、自分の意志で主体的に、より納得できる答えを出すために試行錯誤をし、そのために自発的な努力をします。
わたしの「どういう仕組みがあれば、みんなは仕事がしやすいだろう?」を例にあげると、
「こういう仕組みがあると、みんなは仕事がしやすいかな?よし作ってみよう」「いや、これだと、こういう人たちがやりづらそうだから、今度は、そういう人たちのために、こんなやり方でやってみよう」「あ、新しい仕組みの本が出たから買って読んでみよう!」
こんな感じで、誰に言われるでもなく自主的に試行錯誤しながら仕事を進めていくので、必然的に、成果の質はあがり、周りの人たちは仕事がしやすくなったと喜び、自分自身も成長し、自分の立てた問いに自分なりに答えている仕事のプロセスそのものに満足感をおぼえます。
「問い」をもっていなくても仕事はできますが、自分なりの「問い」をもたない仕事は、言われた通り、もしくは前例通りの域を超えない「作業」となり、そのプロセスからもたらされる成長や満足感は少ないかもしれません。
そして、わたしが社会人になって一貫して問い続けてきた問いは
「人はどうやったらいきいき働くことができるのだろう?」
です。
社会人10年目くらいまでは、自分自身がどうやったらいきいき働くことができるか。
それ以降は、自分含め、人はどうやったらいきいき働くことができるか。
この答えを追い求め続けています。
そこで出したいくつかのわたしなりの答えとして
「”いきいき”とは、全身全霊、全力で自分の命を燃やす体験」であり、「自分の「強み」=ギフトを知ることが、自分の命を燃やすカギ」であることをこれまでにも記事で書いてきました。
今年も引き続きこの問いは探求し続けたいですが、今年は一歩さらに進んで
「いきいきした組織にするにはどうしたらいいのだろう?」
組織全体としてのいきいきも探求したいと思っています。
なぜなら、いきいきした組織にしていくことは、多くのマネージャーの皆さんの共通の課題(願い)であるとともに、研修や個別カウンセリングで、一人ひとりはいきいき働くことがどういうことか何となく分かって、これから実践をして行こう!と思ったとしても、組織に戻ると、いろいろなしがらみや関係性の中で、それができない、というお悩みはよく聞くからです。
一人ひとりがいきいき、お互いの相互作用、相乗効果で組織全体もいきいき。こんな組織が増えたらどんなに素敵だろう、心からそう思います。
皆さんは今年、どんな『問い』を持って働いていきますか?
過去、ご自身が答えてきた問いを改めて振返ってみて、今年はどんな「問い」に答えていきたいか、ぜひこの年始に見つめてみてください。
『問い』をもって働くことは、いきいき充実感にきっとつながっていきます。
****
★『ストレングスファインダー®セミナー
~ギフト(強み)を知っていきいき生きる、働く~』
Zoomセミナーご案内★
いきいき生きる、働くために必須の 自分に与えられた「ギフト=強み」、知っていますか?
強みを知る「ストレングスファインダー®」というアセスメント結果をもとに、あなたの「ギフト=強み」をひも解きます。
★2022年1月15日(土)13:30-15:30
(お申込み、詳細はhttps://www.qhmd.que.co.jp/programs/qhmd0115/)
★2022年1月21日(金) 19:30-21:30
(お申込み、詳細はhttps://www.qhmd.que.co.jp/programs/qhmd0121/)
※いずれもZoomにて。受講料5,500円。上記2日程は同じ内容です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?