Que講師のNote共同マガジンです。
第1回:計画なんてくそくらえ 偶然を味方につけて幸せ人生(1) 1.計画なんてくそくらえ わたしは計画を立てるのが好きです。計画に沿って努力をしていると安心します。 計画通りにやり遂げられると達成感があります。でもあえて言います。計画なんてくそくらえと。 なぜなら、もう計画通りには進まない世の中。2020年初めに立てた計画に、誰が今のこの世界の状況を織り込んでいたでしょう。 キャリア研修をしていると、本当によくこんな声を耳にします。キャリアプランが描けない、キャリアプラン
突然ですが、皆さんには自分を応援してくれる人がいますか? 応援してくれる人とは、辛いとき・悩んでいるときは励まし、迷いがあるときはそっと背中を押し、前向きに頑張っているときは見守っていてくれるような、そんな存在です。 「メンター」が一番この存在に近いかもしれません。でも正式な「メンター」でなくても、家族やパートナー、友達などがその存在となることもあるかもしれません。 1.キャリアを育むためには応援してくれる存在が欠かせない わたしたちがキャリアを育んでいくために
私は今、仲間たちと新しく立ち上げたQBOという会社で、絶賛事業・サービス開発中なのですが、その中で、見てくださる方々が元気になれる、ほっとできる、自分も頑張ろうと思える、そんな動画集をつくっています。具体的な内容としてはいくつかあるのですが、そのうちの一つ「しくじり先生いらっしゃい」では、いろいろな方々の失敗談とそこからの学びをインタビューしています。 これまでに10人以上の方々の失敗体験を聞いてきましたが、心から思うのは、「失敗は成功のもと」ならぬ、「失敗は成長のもと」
今の仕事があまり面白いと思えない、やりがいが感じられない、でも新しいところに飛び込む勇気もなく、日々もやもや、という方はいらっしゃいませんか? 新しい仕事にチャレンジしてみようか、それとも異動願いを出してみようか、はたまた思い切って転職しようか、想像してみては「とはいえ何をしたいかイメージできない」とか「新しいところでうまくやっていけるか不安」と自分の考えを打ち消し、一体自分はどうしたらいいのだろう、と悩んでいる方は少なくないかもしれません。キャリアコンサルタントとして相
わたしがキャリア相談を受ける中で、「自分の強みが分からない」と言う方は少なくありません。そのようなときは、これまでの経験を伺ったり、場合によってはアセスメントを活用するなどして、ご自身の強みを一緒に発見し、その強みについて理解を深めていきます。過去の経験を思い出し、そこで何を考えどう行動したか、どう工夫したか、難しかったことをどう乗り越えたかなどを振り返っていくと、少しずつ強みの輪郭が明らかになってきます。 ちなみにここで言う強みとは、特別な能力やスキルではなく、例えば
自分の強みを知る大切さについて、これまで何度となくこのコラムで書いてきました。 ちなみに、最近のわたしは新しい事業の立ち上げにあたって、法務関連の仕事をわしわしとやっているのですが、「そういえば、わたしは法律などの難しい文章を読むのが好きだし得意だったんだ」ということを思い出してそれをフル活用して仕事をしています。他者の話を聴く、気持ちを感じ取る、というキャリアコンサルタント的なことは、わたしの一番の強みであり、やりがいでもあるのですが、一方で、左脳を駆使して言語を理解して
先日、20代の社会人の方からこんな相談を受けました。 「キャリアビジョンが描けなくて、自分がどうしたいのか分からず、今の仕事にもなんだかモチベーションがあがりません。どうしたらいいですか?」 こうなりたい、こうありたいというキャリアビジョン、確かにビジョンがあるとそこに向かって頑張ろうとモチベーションになりますよね。そのキャリアビジョンがもてていないと。 さらに話を聞くと、キャリアビジョンを描くために、いろいろな自己理解ツールで自分を見つめたり、大切な価値観を棚卸ししたり
あなたは自分の人生を生きていますか? 即答でYes!という方もいれば、自分はどうだろう…とちょっとドキッとした方もいらっしゃるかもしれません。 改めて振り返ってみてください。知らず知らずに、こんな生き方をしてはいないでしょうか。 ・周りや誰かの目を気にして、やりたいことをやらずに生きている ・いつも、周りの期待に応えることを優先させて生きている ・自分は辛いのに、頼まれると嫌と言えずに引き受けて生きている ・日々なんとなく違和感を抱きながらも、流されて生きている 1.
新年度が始まりましたね。新入社員や新配属のメンバーが職場に入ってきた、もしくは、ご自身が新たな環境でスタートを切った、という方もいらっしゃるかもしれません。 もしあなたが人事異動などで仕事や役割が変わり、新たなチャレンジにまさに直面されていらっしゃるとしたら、ちょっと今ドキドキしているかもしれませんが、新しい自分に出会えるまたとないチャンスです!そんなチャンスが向こうからやってきたなんてラッキー!と思ってぜひ楽しく腕まくりして取り組んでみてくださいね。 新年度になっても特
少しずつ春めいてきて、あっという間に2024年も3月ですが、 皆さんは今年に入って何か新しい体験をしましたか?新しい人に出会いましたか? どちらの質問にもNOだとしたら、ちょっとマズイかもしれません。知らず知らずのうちにマンネリになってしまったり、やりやすい世界、やりやすいやり方のぬるま湯につかってしまっているかもしれません。 慣れた世界、慣れた人たちに囲まれていると楽ちんです。あまり努力や工夫もせずにそれなりにやっていけるので、省エネでコトが進んでいきます。でもそん
皆さんはこんなことはありませんか? 「やってみたい!」と思ったけれど「どうせ自分にはできない」「そんなことをやっても無駄だ」と打ち消す。 「〇〇をやってみませんか?」と誘われて、「面白そう!」と思っても、「失敗したら嫌だからやめておこう」と自分を制限する。 結構あるあるなのではないかと思います。 1.「面白そう!」「やってみたい!」の声は自分の本心 かく言うわたしも、研修講師を始めたとき、複業コーチを始めるとき、ストレングスコーチの資格を取るとき、まさにこうでした。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 この度は北陸地方の地震に際し、被害にあわれた方へ心よりお見舞い申し上げます。一日も早く日常が取り戻せますように。。 皆さんは今年の目標やビジョン、テーマなどもう決まりましたか? わたしの今年のテーマは、「カタチにする」です。 1.意志や願望を「カタチにする」大切さ 「カタチにする」とは何か。 わたしたちは日々、いろいろなことを考えたり、感じたり、を繰り返す中で、「もっとこうだったらいいのにな」「こんなこと
先日、ある企業さんのセミナーに登壇させていただいたときのことです。参加者は150名以上、とても大きな会場でした。そこでわたしは簡単に自己紹介をしてこう話し始めました。 I’m Yoshiko Usui. I’m sorry. I can only speak a little English. I will speak in Japanese…. わたしは英語がほとんど話せず、発音も壊滅的なので、正直、こんなに大勢の前で英語を話すのは、普段ならとても抵抗があります。でも
わたしがキャリア面談やコーチングでクライアントさんとお話をしているとき、次のようなやり取りがよくあります。 「こんなことをやれたらステキだなと思います」というクライアントさん。「ではやってみましょう!」とわたしが言うと、「え、、、できません」と。なぜですか?と聞くと「自信がありません・・・」。 やってみたいし、できたらステキだなと思うのだけど、それができる自信がない。だからできない。その気持ち、よく分かります! 1.自信がないとき、ついやりがちなこと ちなみに、人
キャリア(career)の語源は「馬車の轍(わだち)」です。馬車が通った道に跡がつくように、皆さんがこれまでやってきた仕事・経験・生きてきた人生がキャリアとなります。 つまり、歩んできた道すべてがその人のキャリアとなるのです。 1.無駄な努力はしたくない!? 先日こんな方がいらっしゃいました(少しフェイクを入れています)。今の仕事にちょっと不満があって転職しようかどうしようかなと迷っている方で、その方はわたしにこんな質問をしました。「A社のことが気になるので、求人に応募
幸せなキャリアをつくっていく上で、自分を理解することの大切さは過去にも何度となくこのコラムでお伝えさせていただいていますが、どんなに自分を知ろうとしても、どうしても見えない部分は出てきます。 皆さんも、あの有名なジョハリの窓をご存知かと思うのですが、人には、必ず「他者は知っているけど自分は知らない窓」というのがあると思うのです。 だからこそ、時に他者の意見を素直に受けとめてみて、自分の新たな可能性を拓いてみてはどうでしょうか、というお話です。 「新しい道を切り拓く方」と「