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モンゴル人の梱包ワザ!

やっと届きましたー!!

って、何が?

モンゴルからの引越し荷物ですよ!

今回のモンゴルからイギリスへの国際引越し。
なんと5社も絡み、3ヶ月もかかりました!

イギリス国内にはずっと前に着いていたんです
けどね。ちょっと色々ありまして、
数日前にやっと手元に届き、念願の再会!

ここまでスーツケース2個の所持品で
乗り切った娘とワタシ。

約10週間ぶりに再会できた自分たちの
荷物、喜びはひとしおです。

お互い、はるばるよく来たもんだねぇ。
最後に顔を合わせたのは、ウランバートルの
マンションやったもんね。

そうつぶやきながら、ダンボール箱をひとつ
ひとつ開けているのですが、そのたびに
「おぉ〜!」とうなっていることがあります。

鍋のふたを開けると、あれあれ、まるでサイズ
をはかったかのように、ペーパーにくるまれた
ガラスのグラスがきれいに隙間なく
入っています。

別の包みには、2組の木製皿立てスタンドが
抱き合わせるように入っていて、真ん中の空洞
部分には、またまたぴったりとステンレスの
おろし器がおさまっています。

キッチン用品にしても、置物にしても、形、
大きさがまったく違うのに、それらをうまく
組み合わせて見事に’立体パズル’を作りあげ、

最低限の梱包材の使用で、ぴっちり
パッキングされているんですよ。

この立体パズル梱包を、1日半でやり遂げて
くれたのは、モンゴル人のTさん&2人の女性
スタッフ。

私だったら、ひとつのものを包むだけで
「あーっ、この隙間にちょうど入るもの、
なんかない?」とそれ一つを探し回るのに
相当時間がかかっていたハズ。

家ごと移動し、梱包と開梱をくり返す
モンゴル遊牧民の生活。

抜群の梱包作業の手際の良さに、彼らには
さすが遊牧民のDNAが流れているなと
思わざるを得ません。

コロナ後、国際貨物運賃も急激に値上がりした
そうで、航空便はもちろんのこと、海のない
モンゴルからは、船便も同等に高く、

今回の引越しは、かなりハードでした。

でも、モンゴル人ならではのワザを駆使しての
立体型パズルの梱包は、ホントに見事でした!
イギリスでうなりました〜

日本で働くモンゴル人、引越し業界で
重宝されているそう。
思いっきりナットクです!

写真)タンザニアで作ったアフリカ布
キテンゲのカーテン。
イギリスでも、なかなかいい感じ〜

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