マメができた！勲章だ！

毎週の練習を重ね、少しずつ上達している
イギリスの教会の鐘鳴らし、ベルリンギング。
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今年に入って、日曜日の礼拝開式でも
鳴らせるまでになりました。
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この初級の過程というのは、まだ
基盤はぐらついております（汗）。
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お、ロープの動きがうまく安定しているぞ！
と思いきや、急にロープの動きに
乱れが生じたりして、
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その原因がなんでか分からないのですよ。
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油断しているつもりはないのに、
微妙な引き加減で、変化が起きてしまいます。
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静かに上下の動きを繰り返していた白へびが
急にうねって暴れ出すといった感じ。
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これ、コワイんです。
鐘は軽いのでも約180kg、
一番重いのは860kgもある。
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そんな鉄の塊が
頭上でブンブン頭を振っているんだから、
殴られると、ほんとにケガをします。
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実際、指を深く切って、治るのに3週間も
かかったことがありましたから。
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それにも増して、イングランド国教会が
所有するこれらの鐘、破損させてしまったら
とんでもないことになります。
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そんな別の意味でのプレッシャーも
あるんですね。
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だから私がやる時は、大抵インストラクターの
資格を持ったベテランさんが、いざという時の
ために、前に立ってくれています。
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それがなんと！
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昨日の日曜礼拝では、主要メンバーが
揃いも揃って所用で欠席。
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普通は頭数に入らない私をいれなきゃ
足りないよ、という状況に！
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なので当然、補佐もなし。
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ありがたいというかなんというか、
みんな私を信じ切ってくれていて
別に心配する様子もありません。
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私はその中でひとり、心臓バクバク状態。
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その前にちょうど自己啓発の学びで
胸にささった言葉がありました。
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「とにかくやれ。怖がってでもやれ。」
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この状況がほんとに目の前にあらわれて
しまいました！
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私、自分に言い聞かせ続けましたよ。
「できる、できる、できる！」って。
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頭に血がのぼらないように、意識をハートに
おろして、一回一回、丁寧にロープを引く。
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それに全神経を集中させました。
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終わったときは、もう汗だく！
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「ヨシ、よくできたじゃない！」と
みんなが褒めてくれまして〜。
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「ママ、できるようになったねぇ！」と
何歩も先を行く上達度をみせる娘からも
うれしい言葉が。
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そして、手にはなんとマメができていました！
あぁ、痛いけど、これはうれしい勲章です。
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私を信じてやらせてくれたメンバーの
皆さん、ほんとにありがたい存在だ。
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勲章をカラダに刻みつけながら
少しずつ成長していってる毎日です。