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引き出そう、自分のエネルギー

秋色のグラデーションに包まれた
イギリスのカントリーサイド。


先週は、義理の両親宅を訪ね、しばし
静かな休暇を楽しんでおりました。


娘とふたり、サクサクと落ち葉をふみしめ
ながら散歩をしていると、彼女が言いました。


「家の近所の海を歩いていて思ったんだけどさ
海の波って、本当に絶え間ない動きだよね。


あの動きを人工でやろうとしたら、
相当な労力がかかるやん。


あれを自然はやりのけているんだよ。
途切れることなく。これってすごくない?」


ごもっとも。確かにその通りです。


延々と打ち寄せている波打ち際。


私がこうやってパソコンに向かっているときも
寝ているときも
ごはんを食べているときも


ずっと動き、流れ続けているんですよね。
絶え間なく流れているエネルギー。
どこからくるんだろ?


そして、戻ってきた自宅。
久しぶりのスーパーへの買い出し、
まぁ、荷物の重たいこと!


店を出たときは、たいしたことはなかったの
ですが、長い距離を歩いていると、
なかなかに堪えてきました。


私の体の大きさだったら、大体この量が限界。
体の大きい人は、もっと持てるよな。


それを考えたら、アリンコってすごいよねと
また娘と話が盛り上がりまして。


アリンコの手足とか、ちっちゃい黒の糸ぐらい
にしか見えないじゃないですか。


それにカラダだって、
ムキムキマッチョなわけじゃない。


それでも、自分のカラダ以上の大きさの獲物を
エッチラオッチラ運べるんですよ!


あんなちっちゃなカラダのどこに、
そんなエネルギーが潜んでいるのか。


それを考えていると、数日前、散策途中で見た
息絶えたハトのことを思い出しました。


動のうごきはない、まったくのもぬけの殻。


生きていたときは、力強くどこまでも
羽ばたいていただろうに、


もうそのエネルギーはまったく消え去って
いました。


エネルギーって目では見えないけれど、
何においても、それが原動力です。


私たちのカラダの中にも、自分でさえ
知らない偉大なエネルギーが潜んでいます。


それってすごくないですか。


それを引き出すかどうかは、自分次第。


どう引き出し、どう生かしていくかで
これからの行動力が決まってくるんだな。


出せるものは出す!そして、
大海原の波の動きにのせていきたいですね。


自分のエネルギー、引き出しましょう!

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