【4】スランプ脱出法。
こんにちは。
今日は、スランプを脱出する方法について考えてみました。
「スランプ」とは
一般的に「スランプ」とは、
1.期待通りに運ばなくて、もどかしい状態。
2.不調。身体やメンタルがいうことを聞かない。
の2つを言うと思います。
1は、粘り強く練習を重ねることで、解決できますが、
2は同じように練習をしていても抜け出せないもので、
少し工夫が必要です。
2の原因は、
おそらく、何らかの強いプレッシャーを受けたり、
体調など調子が良くない状態で、
本番を迎え、
普段とは違う無理をして、変な癖がつき、
そこにメンタル的に、ちょっとした恐怖症のような状態が付加され、
どんどん負のスパイラルに入っていく、、ようなイメージでしょうか。
私のスランプ
私がスランプになったときは、
仕事で歌うプレッシャーを強く受けていて、
そこに、
「顎関節症」という
顎が痛くて口が開きにくい症状が出て、
思うように歌えないことで、気持ちも下がり、
負のスパイラルになって、
さらに、歌うことが怖くなっていました。
その後、お陰様で顎関節症は、
水泳とマウスピースが効いて完治しました。
が、1度ついた気持ちの癖は、
払拭するのが難しかったです。
スランプ脱出法
そこで、色々試した結果、
下記の方法が見つかり、
脱出できました!
主にボーカルに関してのものですが、
☆印は、なんにでも当てはまると思います。
【スランプ脱出法】
1.鏡の前で、フォームを1からゆっくり確認していく。
(→姿勢、口の形、舌の位置、喉、声帯、足の位置、骨盤、胸郭、、細かく細かく確認。力んでいるポイントを見つける。)
2.練習のときの歌うテンポやスピードをいつもとは変えてみる。
(→速くしているなら遅く、あるいはその逆に。あるいは、極端に)
3.練習のときの歌う音量をいつもとは変えてみる。
(→大きく歌っているなら小さく、あるいはその逆に。)
4.歌う距離を変えてみる。
(→遠くに向かって歌う事が多いなら近くに向けて、あるいはその逆。)
5.違うジャンルの曲を練習してみる。
(→私は、ジャズやラテンを歌っていたので、クラシックの教本を1冊練習しました)
☆6.良かった時の気持ちや褒められたこと、
上手くいったときのことを
詳細に思い出し、味わってみる。
☆7.紙に、なりたい状態や気持ちを書き出して、
朝と寝る前にそれを声に出して読む。
☆8.なにか軽めの新しいことを初めてみて、
その上達過程を楽しみ、
本業へのヒントにする。
9.語学を習う。
(→やっている音楽の現地の言葉を習う。
発音、リズム感、イントネーション、ニュアンス、フィーリング、
あらゆることが鍛えられます。楽器の方にも有効だと思います)
10.良い音で録音する。
(→自分の良いところを客観的に発見して、自信につなげます)
☆11.毎日、一喜一憂せずに、
淡々とルーティンの練習メニューをこなす。
スランプ脱出法のまとめ
スランプ脱出法のポイントは、
普段の練習とは違うアプローチをして、
体と心を柔軟にする。
のが、大きな柱かなと思います。
以上、スランプ脱出法でした。
お読み頂きありがとうございます!