【中学受験】焦りの秋、時には捨てる勇気を親が持とう
9月が終わり、10月が始まりました。
といっているうちに、1週間が経ち、もう週末です。
日々やることに追われ、やることが終わらないことの気持ち悪さ、悔しさ、焦りで親の方が先に潰れそうです。
捨てる勇気を持つということが、こんなに難しいことだったのか
土特を休む勇気が持てない
補修を休む勇気が持てない
過去問の直しを残す勇気が持てない
基礎力テストをせずに、その日を終える勇気が持てない
やはりやるべきことを超えて1日を終えたい
毎日毎日同じものを積み残して、一日を終える気持ち悪さに親が耐えられない
これは親のエゴなんだろうか
自分の気持ち悪さ、不安を取り除きたいがために子供に無理を強いているのだろうか
常に時間がない、時間がない、
頼むから早くして、と懇願する日々
今日もまだこれが終わってない
今日もまだこれができなかった
またこれが後回しになってしまった
今日は〇〇をしようと思っていたけれど、まだ過去問直しが終わっておらず、次の日に出せないから、〇〇を諦めて時間を確保しよう
それでもやっぱり終わらなかった
なんだか毎日こんなことの繰り返し
一体何を1番大事にしたらよいのだろう
何か別のことを犠牲にしても、
本来やるべきことさえも終わらず
時間が流れ
やるせなさが募るばかり
主人公は息子なのに
息子は息子なりに
できることを精一杯やっているのに
そもそもできるわけがないことができていないということだけで
親が焦る
そして逆に邪魔をしてしまう悲しい親
どうして塾はこんなにできない宿題を出して追い立てるんだろう
本当にこれでいいと思っているんだろうか
もちろん塾でやってくれるテストやテキストなどは家でやるよりも集中力が高く
意味があると思うけれど
できない宿題をこんなに持ち帰らせて
親子、いや、親をこんなに焦らせて
一体何をどうしたんだろう
そんな気持ちにすらなってきます
選択と集中って何
何を捨てていいの
本当に捨てていいの
それが受験に出たら
そんな不安がつきません
もしかして私は自分の気持ち悪さを払拭するために子供に勉強させているのだろうか
そして、終わらせるように進めてくれない息子に怒りをぶちまけている
なぜなら、自分の気持ち悪さが払拭できないから
過去問をやって提出というゴールまで至って欲しい
次の授業までに宿題を終わらせてほしい
本当は
親の気持ち悪さを払拭するための勉強ではなく、子供が合格に近づくために必要な勉強をしっかり見定めて
捨てる勇気も
できなかったことの不安もすべて包み込んで
頑張っている子供をただただ包み込むような
包容力が必要なんだと思います
息子はどう思っているのかな
焦らない強さ
思うように進まなくてもそれでも大丈夫と思える強さ
例え焦ったり
腹が立っても
それを子供にぶつけるのではなく
自分の中で、あるいは別のところで処理できる強さ
時間がないなら、
何があろうと
悔しい一言を子供に言われても
子供の時間を奪ったり、やる気をそいだり、
邪魔をしない強さ
親だって未熟
いますぐに変われるわけでもないけれど
きっと変わる努力は必要なんだと思います
あくまで主人公は子供自身
親が主人公ではない
そして、
すべてやろうと無理をしない
全てやり切ることがゴールではない
ゴールはあくまで入試当日に最低合格点をとること
あと1時間しかないなら
そこに全てを詰め込もうとせず
1時間でできることをやればよい
過去問の直しも本当に意味がある直しにはそれなりの時間がかかる
記憶が新しい、解いた直後に自分で直して自分で気づくというプロセスが大事
そうであれば、過去問の直しは必ずその日中に本人ができるようなスケジュールを組めばよい
他の宿題が残っているのであれば
無理して過去問を入れなければよい
少しでも質の高い直しを、
少しでも時間短縮と思って直しをサポートしていましたが、それにより直す時期が遅れ、本人の記憶も定かでなくなり、ずるずると延ばし延ばしになり
他のことができないという悪影響がでていました
その結果、過去問とグノレブの直しがダブルで残るという事態に
そうであれば
直しがたまらないような工夫をすればよい
模試や過去問直しが重ならないように
即時処理ができるようにスケジュールすればよい
親も一つ一つ経験して
少しずつ反省して
子供と共に成長していくしかない
こんな未熟な母でごめんなさい
お詫びの気持ちは尽きないけれど
あと1月受験まで3ヶ月
まだまだ時間はある
焦らずに
辞める勇気も持ちながら
子供が元気で納得のいくことを第一優先にしながら
丁寧に1日1日を過ごしていきたいと思います。