【中学受験】夏休み第1ターム振り返り 過去問チャレンジ
夏休みDay1〜5振り返り
受験生の夏休み、ついに始まりました。
初日は土特があるので、確認テスト対策を中心に。
2日目は、夏休み1日勉強できる日の初日
7月のお家グノレブとその直しを中心に取り組みました。
親の勝手なプレッシャーはよそに、
まだまだ天王山への意気込みは低く、
あまりグノレブに集中して取り組めなかった部分もあるものの、
何とかその日中に、直しまでに終えることができました。
3日目は遂に過去問に突入。
夏休み初日の提出課題である有名中の女子校の国語に取り組みました。
初の過去問ということで、本人もうれしそう!
本当は国語と社会以外はまだやらなくていいと言われているものの、どうしても算数を解いてみたいということで、この日追加で男子校の過去問2校分と本名校のかなり古い過去問を1回分チャレンジ。
有名中の社会と本命校の理科も。
本命校の過去問は、親だけでも早く目を通しておきたいと思っていたものの、なかなか時間を取れなかったので、古いものを選んで1回分でも解けたのは、これから目指すべきゴールを見極めることができてとても良かったと思っています。
合格者平均点には、もちろん届かないものの、全然立ち打ちできないっていうことでもなく、本人もある程度の手応えと、実際にこの入試にチャレンジするという感覚を具体的に掴み取ったようで、この日はかなり楽しく嬉々として過去問に取り組んでいました!
ただ、息子の場合すぐに飽きるので、これから継続するかが課題。。
4日目は、さすがに少し煮詰まり感があるのか、集中力を保つのに苦労していた印象。
過去問は有名中の国語1問と、併願校候補の古い過去問の算数1日分、本名校の国語を解きました。
5日目は夫と外で勉強。そして15:30から21:00まで夏期講習初日。
夏休みになったからといって、
勉強時間や集中力でいつも100%を達成できるわけではありません。
でも、どこかで、夏休みのすべての時間と気持ちを、勉強と受験で埋め尽くすことを求めてしまうのが親の心情。
でも、全ての時間を埋め尽くすことが正解ではない。
2月1日の本命校の入試で、いかに気持ちと学力をピークに持っていけるかというのが一番大事なこと。
その瞬間で力を出せるために、今は何すべきかを考えることが大事ということに気づきました。
夏休みが天王山と言われれば、
もちろん 1分1秒時間を惜しんで、
常に目を凝らして
がむしゃらに頑張ってる姿を期待してしまうし、それがあるべき姿だと思ってしまいます。
でも、過去問を解いてみると、今全部完璧にしなければならないと思っている全ての膨大な課題と、
目指している入試の1回分の量の差に
愕然としてしまいます。
あまりにも量の多い学習に、日々追われ
これを全て完璧にしなければならないという
とてつもない巨大な敵を前にして圧倒されているような日々を送っていますが
当たり前ですが、入試では、試験時間と試験問題数も限られています
どんなに穴があった状態でも、もし運が良くできる問題だけに遭遇すれば、
それはそれで受かってしまう
あるいは、どんなに穴を埋めた状態で全て完璧にしたと思っていても、当日気持ちが乗らず、コンディションが良くなければ、
受験は失敗に終わると結末もあり得るでしょう
実際に戦う受験という世界は
そういう世界なんだ
夏休みは歩みを止めず、スピードを落とさず、気持ちを切らさず、突っ走ることも大事だけれど
すべての時間を、勉強へのがむしゃらな気持ちと鬼気迫る圧迫感で埋め尽くすことが正解ではない
子供は子供なりに
刺激を受け
思った通りにきっと行動する
日によって
コンディションもやる気も変わることもあるだろう
それでも
少しずつ少しずつ
気持ちはしっかりと入試へと向かっていく
毎日きれいな直線を描いて、成長しなくても
多少の揺らぎがあっても、
確実に本当の受験生に向かっている
過去問を通して、入学試験というものを肌で感じ、
彼なりにチャレンジしようという気持ちがでている
常に、周りが見えないほどのがむしゃらな受験生像を求めなくてよい
彼は彼なりに前に進んでいる
そう思える夏休みの5日間の始まりでした。