ピザもところかわれば!in America
こんにちは!
アメリカ在住のよしこです。
アメリカの食べ物といえば、ピザは欠かせない存在。学校の食堂、誕生日会、パーティー、家族での週末ディナーなど、アメリカの日常にはピザが溶け込んでいます。週1では食べているイメージです。
でも、アメリカのピザとひと言で言っても、地域ごとにそのスタイルや味わいが大きく異なるのです。今日は、ピザの聖地ともいえる3つの都市、シカゴ、ニューヨーク、そしてニューヘブンのピザを紹介します。
1. シカゴのディープディッシュピザ
シカゴと言えば、Deep Dish Pizza(ディープディッシュピザ)が真っ先に思い浮かびます。このピザ、まるでパイのように深い層を持ち、たっぷりのチーズやトマトソースが詰まっています。初めて見ると、ピザというよりもむしろキャセロールのように見えるかもしれません。
その秘密は、分厚い生地と大量のトッピングを支えるための高いエッジにあります。シカゴのディープディッシュピザは、一切れでも十分に満足感を得られる一品です。
ちなみに、スライス1枚でなんと700カロリーもあるというボリューム満点のこのピザ、誕生は1943年の「ピッツェリア・ウノ」だとか。今ではシカゴ中に名店が点在しており、観光客から地元の人々まで愛されています。ちなみに、カリフォルニアのサンフランシスコのベイエリアでも、このピザに出会えました!
2. ニューヨークのピザ
次に紹介するのは、ニューヨークのピザです。ニューヨークスタイルのピザは、薄くて大きなスライスが特徴で、片手で折りたたんで食べるのがニューヨーカー流。その大きさに驚くかもしれません。
ニューヨークピザの魅力は、サクサクとした薄い生地と、トマトソース、モッツァレラチーズのバランスの良さ。トッピングはシンプルなものが多く、ペパロニやソーセージ、マッシュルームなどを好みで追加できるのも嬉しいポイントです。ニューヨークを訪れたら、街角のピザショップで気軽に1枚買って、頬張ってみてくださいね。
3. ニューヘブンのアピッザ
最後に紹介するのは、コネチカット州ニューヘブンのアピッザ(Apizza)です。この「アピッザ」という独特な名前、イタリア語の「ピッツァ」の方言が由来だそうです。初めて聞いたときは、「A pizza」と書き間違えたのかと思いましたが、ちゃんとした名前なんですよ(笑)。
ニューヘブンスタイルのピザは、極薄の生地が石窯で焼かれることで、独特の香ばしい風味を持っています。
ピザ屋さんはファミリービジネスが多く、電話でオーダーを取る店もたくさんあります。テイクアウトでピザを注文する際は、「Can I place an order for a pick up, please?」と伝えてからオーダーするとスムーズですよ!
シカゴのディープディッシュピザ、ニューヨークの薄いスライス、そしてニューヘブンの香ばしいアピッザ。もしアメリカを旅する機会があれば、ぜひその地元のピザを味わってみてください。
自宅で今すぐ!ピザが食べたくなった時は、うちではベーグルピザを作ります。日本では食パンにソースとチーズと塗って食パンピザを作るご家庭もあるかと思いますが、我が家はベーグルで作ります。パンデミックに外出を自粛していた頃のアイディアです。もちもちしているので子供も大好きです。
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