カレッジ新学期、準備したこといろいろ。
今週で10月も終わり。
すっかり "冬" な気温となったバンクーバーです。
真っ赤に紅葉している木々が、とっても綺麗ですね。
さて今回は、2ヶ月前の新学期がスタートした頃のことを思い出しながら書いていきたいと思います。
私の中では、近年稀にみる濃ゆ〜い2ヶ月でした。
9月第1週目の火曜日から、新学期 (Fall Semester) はスタートします。
(カナダでは、9月第1週目の月曜日は、Labour day という祝日です。)
一般的に、北米のカレッジや大学は、1年(12ヶ月)を3セメスターに分けて4ヶ月ずつに区切られることが多いかと思います。
カナダもこの形で進みます。
特にカレッジについては、どのタイミング(9月、1月、5月)からでも入学できるのですが、やはり北米の新学期のタイミングである、
9月入学 = FALL Semester intake からスタートする学生はとても多いです。
オリエンテーションやワークショップへ参加
なので、8月最終週となると、様々なオリエンテーションがカレッジ内で開催されていて、私自身も8月中旬にはカナダへ入国していたので、いくつかのオリエンテーションに参加してみました。
ちなみに犬連れでの渡航についての詳細は、こちらをどうぞ〜〜
アポロもカナダで元気いっぱい過ごしています!
カレッジの様々なオリエンテーションやワークショップに参加することで、少しずつ学生生活のアウトラインが見えてきます。
学部(Faculty)のオリエンテーション これは一番充実していて、小グループに分かれてボランティアの先輩学生さんに施設を案内してもらったり、講堂でそれぞれの専門のインストラクターや既存の学生さんからアドバイスがあったり、最後にはピザやジュースが提供されました。
留学生向けのオリエンテーション ビザステータスなど留学生特有の事情などについて相談したい場合、どこへ連絡すればいいかなど、説明がありました。
Learning Centreのオリエンテーション 英語力のサポートを希望する学生向けのオリエンテーションがあったので、それに参加してみました。
などなど、私はこの辺りの↑オリエンテーションやワークショップに参加してみたのですが、その他、オンライン開催のものもあります。最初の週は授業の宿題もなく比較的時間に余裕があるので、どんどん参加してみると、利用できる施設の場所や自分に適したリソースなど、発見があると思います。
事務的なセットアップ
まずは、Student ID(学生証)の作成を行いました。
オンラインで事前に写真をアップロードして、カードの受け取りは学校でということもできるし、カレッジ内で写真を撮ってもらって発行してもらうこともできました。
学籍番号(なつかしー)、パスワード(学内Wifiやカレッジの各ウエブサイトにログインする時など、これを入力する機会は多いです)をしっかりと確認し、カレッジドメインの自分のメールアドレスも発行されるので、そのアカウントでマイクロソフト365も利用可能で、OneDriveも1TBの容量が使えます。
また、私のカレッジでは、"Blackboard" というプラットフォームが、それぞれのコース(授業)の連絡、教材、宿題の提出や成績の閲覧などなど、、、窓口のサイトとなります。
ほんと、私が大学に在籍していた(もはや30年近く前。。。)頃は、学校の掲示板へ直接出向いて、張り紙なんかをその都度確認してたわけなんですよね。
それでも、何か不便を感じることはありませんでした。当然、スマホなんて存在しないですし知らないです。
ですが、楽しんでましたね、大学生活(笑)。
と、昔話はさておき、事務的なセットアップも、オリエンテーションへの参加と並行して整えていきました。
教科書を購入
新学期スタートの1週間前ともなると、カレッジのサイトから、各コース(授業)で使用予定の教科書リストが確認できます。
紙バージョン、e-bookバージョン、それぞれのコースによって様々です。
さらに、教科書の購入が Mandatory or Optional なのか、これも様々です。
ひとまずこの段階で、こんな感じの教科書使うんだーとか、これくらいの金額なんだなー、といった見積もりは可能です。
日本の大学でいうところの、大学生協(ここで教科書とかも買いましたよね??で、新学期が始まる時期は、仮設ブースなんかも登場したりして大行列に。。。これまたはるか昔のお話なので、今は違うんかな??)= Bookstore です。
Bookstoreでは、教科書類はもちろんのこと、文房具やカレッジのロゴ入りグッズなどなど、お勉強に必要なものは一通り揃っています。オンラインストアもあるので、ネットで前もって注文しておいて、Bookstoreのレジで受け取り、なんてこともできます。
それぞれのコース、第1週目のクラスは、トライアルかつオリエンテーションでもあるので、そこでインストラクターから、教科書をどのように使用していくのか(必須なのか任意なのか)、授業の進め方などについても説明があります。それを聞いてから購入すれば大丈夫です。
私は、教科書や指定の電卓などを含め、計500CADほどBookstoreで購入しました。これは、履修するコース数や内容によっても大きく変わると思うのですが、ある程度(400-600CADほど?)の金額は、教材費としてセメスターの初めに発生すると、予算に入れておくと良いと思います。
印刷したい
私自身、デジタル機器もわりと使うタイプの人間ではあるのですが、"紙" もめちゃくちゃ使いたい派なんです。勉強となればなおさら、紙に書き込んだりマーカー引いたりしないと頭に入りません。(それをしたって、もう入ってこないくらいです。。。(笑))
こんな紙好き(!?)の私なので、家庭用プリンター、こっちでも買おうかなーと検討したりもしたのですが、また来年の帰国時に処分するのも厄介だなーと悩んでいたところ、カレッジの図書館で "印刷サービス" が利用できることがわかりました。
よかったー。
白黒印刷なら1枚$0.10(両面印刷)なので、あらかじめ、図書館の受付で利用したいページ数を購入しておけば(私は、100枚=$10 とか印刷する気満々で事前に払ってます)、カレッジの図書館内にあるPCから印刷できます。
めちゃくちゃ活用して、プリントしまくってます!!
こんな感じで、特に新学期が始まった直後の数週間は、メンタル的にてんやわんや状態となりましたが、最初から完璧にやろうとしないこと、これに尽きると思います。
私の性格的に、焦りばかりがつのりましたが、失敗してぐちゃぐちゃになっていいじゃん、そのために勉強しにきてるんだから、という気持ちで日々過ごしていました。
私は申し込みませんでしたが、留学生用のメンターシッププログラムなどもありました。
若い学生さんなどは、こういったコミュニティに参加したりしながら、交友関係を広げていくといいかもしれませんね。
後に知り合った、日本人の若い学生さんは、日本の文化クラブ?みたいなものを主催しているとおっしゃっていました。
日本人の学生も、いるっちゃーいるのですが、数では圧倒的にマイノリティなので、いろいろと協力できたらいいですよね。
そんなこんなで、やはり最初のとっかかりは何でも大変なわけで、この歳になると、そういった経験も少なくなってくるわけで、それをしにわざわざお金まで払って、コンフォートゾーンを飛び出してきているわけで、、、
ひとまず、2ヶ月前の自分には、なんとかなるからそんなに焦らなくてもいいよー、でも今やってることは必ず次のステップに繋がるよと、優しい言葉をかけてやりたいと思います。(笑)
もし、子供さんを留学生として海外へ送り出している親御さんがいたら、
「どう?英語しゃべれるようになった?友達できた??」などと、色々と聞きたい気持ちは私も親としてよーくわかるのですが、(でもそれって、子供のためじゃなくて、自分が安心したいだけですよね。)
実際とっても時間がかかるし、自分自身で自分の状況を理解できるようなステージなるのにもとっても時間がかかる(もしかしたら留学生活終了後かもしれない)、でもでも、必ずその子なりのスピードで少しずつ成長しているはず、話したい時は必ず子供の方から連絡してくる、そしてそれを全力で聞いてやる(頷いてあげる。共感してあげる。いらんことは言わない(笑))、親の立場としてはこれを実践できたらいいのかな、と思います。
←とはいえ、なかなか難しいですよね。。。実際は。私もいらんこと言いまくって、子供達の気分を害してますよ、きっと。
私自身、自分への戒めのためにも書いておきます。
私は、国や期間は違いますが息子と娘を海外留学へ送り出して、そしてついに今、私=母が留学生となってみて(なんでそうなった!?という話はおいといて。。。)
あー、あの時、息子や娘はこんな気持ちだったんかなーと、今更ながら実感しているところです。
というわけで、何とかMidterm(中間テスト)を乗り切って、Final(期末テスト)も乗り切って、楽しいホリデーシーズンを迎えていることを妄想しながら、もうひと頑張りしたいと思います!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。