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教員生活で経験したこと、学んだこと感じたこと

こんにちは、YOSHIKIです。

今回は、私の5年間の教員生活で経験したことやそこから学んだこと感じたことなどまとめて話していきたいと思います。

楽しかったこと、苦しかったこと、教員に対して思ったこと、生徒の親に対して思ったこと、、、色々ありましたが、生徒第一であることは間違いなかったです。

それ故に、生徒を取り巻く環境に対して不満に思うことや不快感を感じることが多かったと思います。

それらをなるべく含めた言い方でまとめてみます!
ぜひ最後までご覧ください🙏

🗒️教員って「理不尽」なところが多い

教員って実はめっちゃ理不尽ですよ!
教員がルールを勝手に決めるし、意味のない事やり続けるし、それを生徒もしくは年下の教員に押し付けるし、本当に嫌になってしまいます。(し、それが原因で病気になったり離職する人が多いのも頷けます。)

またそれを強く感じたのは、コロナの影響が強かったときのことです。

私が教員に正規採用されたのが2020年4月で、新型コロナウイルスが1番猛威を奮っていて、1番日本全体がバタバタしてた時期です。

4月のすぐに学校が止まって、2ヶ月間はリモートでの仕事が続いて、その後の3年間は色々な制限を受けながら働いていたし、生徒はその中で青春を過ごしていました。

その中で、私のストレスの源だったのが次の声かけたちです。

  • 熱測りましたか?

  • 健康チェックやりましたか?

  • マスクしてますか?

  • ワクチン打った?(これは、教員間や大人との会話で)

本当に鬱陶しかった!!!!!!!!!!!!!
コロナが陰謀論だかなんだか知りませんし、ワクチンがどうとかも知りません。最初の1年くらいは何百人何千人も亡くなってたので、怖かったのもわかります。
でも、流行から2年や3年も経ってて、(今も報道とかされてるけど)いつまでそんな無駄な事を続けるんですか?って思ってました。

私の高校では、「熱を測って健康チェックを提出する」のが朝のホームルームまでにやる事で、やってない人やそれが多いクラスの担任は変な目で見られるのです。
9クラスもあると同調圧力というか、足の引っ張り合い感がすごく強く、これが教員生活で1番ダルかったな〜って思う

でも、それが公務員なんですよね。

公務員という体質が今の教育を作り、そのもとで“いい子”として育った人が教員をやっていて、教育を動かしていたら、そりゃ教育も変われないですよね。

※もちろん、そうでない教員も沢山いますよ!!!必死に現場から教育を変えようとする人、声を出して訴えかける人、、、でも教育現場ではマイノリティだから同調圧力とか無言の圧力に負けやすい気がします。

🗒️大人全員が教育者として自覚すべき

大人になると、ほとんどの人が教育者になります。
教員という職業に限らず、親になったり、職場で部下ができたりするでしょう。

その自覚を全ての人に持って欲しい。

そう考えたのは、教員だけの力で教育はできないからです。つまり、親にも教育者としての自覚を持って子どもに接してほしいということです。

小学校の先生が顕著ですが、教員は「何でも屋さん」でもなければ「便利屋さん」でもなんでもありません。
学校という環境で子どもの教育を担ういち人間です。

それをわからず、「教員に教育を丸投げタイプ」や「自分の教育大正解、学校教育に文句ぶち投げタイプ」の親が多いと感じます。
いわゆるモンスターってやつですね。

生徒の親や地域社会、さらには日本国全体も含めて、全員で教育をしていくって意識がもっと欲しかったです!

🗒️学び続けることの大切さ

大人になったら、ほとんどの人が教育者になると話しました。

それだったらみんな学び続けなければいけないと思います。

なぜなら、自分たちが育った環境と今の子どもが生活する環境や部下が育った環境っていうのは違いますから。

年配の教員は、いつもこう言います。

「昔は、こうだった」「こんなこともしていたし、こんなことも許されていた」

時代は変わっていってるんです!
コロナもそうですが、ネットの環境だってそうです。
昔と違って、今は世界中の情報や仲間とネットを通して繋がれるし、今の子どもの方が色々な世界を知っていると言ってもいいくらいです。

それをつまらない昔話のような教育を子どもにしようとしているんだから困ってしまいますよね。

『人間のアップデート』

これがiPhoneのように自動ではいかない。

だから、本を読んだり、新しい人に出会ったり、違うコミュニティに属したり、小さい事からアップデートが全ての人に必要だと思います。

🗒️教員って「尊い」職業だな〜

教員ってすごく力があります。

子どもを如何様にも変えられます。

うまくいけば宗教のように信者が増え、なんでもできるようになります。

良くも悪くも子どもの将来への影響力は大きいです。

“いい大人”になってほしい

“賢い大人”になってほしい

“ちゃんとした大人”になってほしい

よく言われる大人のカタチだと思いますが、教育者は子どもにどこまで望めるのでしょうか?
わたしにはわかりません。

“いい大人”も“賢い大人”も“ちゃんとした大人”も人それぞれじゃないですか?

だから私は、そこの分別が自分でつけられる人間になる事を望んで教育してきました。

ちょっと具体的にいうなら、

「犯罪は悪いからダメ」という教育ではなく
「これをすると悲しむ人がいるからそれが犯罪になるというルールがある」ことを気づかせる教育

「点数が高いことがいいこと」という教育ではなく
「自分に能力が身につく楽しさ、新しい事を学ぶ楽しさ」を気づかせる教育

そしたら「犯罪は犯さない」「勉強を頑張る」っていう行動を選択できますよね!

そういう意味で教員という職業は、影響力が大きく、価値が高い職業だなと思います。


少し話が逸れ、マイナスな面が若干多くなってしまいすみません。でも、これらが私の教員という経験から感じたことたちです。

なんだかんだ言って、私は教員という仕事が好きで出来ていましたが、見えない部分でこのようなストレスもありました。

一度は教育の世界に入ったものとして、今後の日本の教育がより良くなることを願っています。

教員だけでなく、色々な人にこの思いが届き、これからの行動が変わってくれたら嬉しいです。

また次回の投稿でお会いしましょう♪
bye👋

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