リハビリ…ちょっとした登山への挑戦

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梅雨も明け、2日続けて晴天に見舞われた昨日、私はリハビリを兼ねて、他の家族3名は久々の外出をエンジョイしに、標高877mの筑波山に登ってきました。

もともとキャンプやハイキングなどが大好きでしたが、6月からのうつ病の療養で外出すらままならない時期を過ぎ、散歩を日課として出来るところまで回復してきました。

筑波山は日本百名山の中で最も標高が低い山だそうです。火山だと思っていたら、そうではなく隆起した花崗岩が風雨で削られて形成されたお山なんだそうです。ロープウェイやケーブルカーが山頂近くまで通っていますが、今回はそれを使用せずに、家族4人でてくてく登っていきました。

前日は真夏日だったので想定していませんでしたが、登山道がどこもぬかるんでおり、泥で滑ったり、足を進めづらく、予想外に登るのに時間がかかりました。体力が落ちていることを痛感しつつ登りました。

前回は1時間ほどで登れたコースに結局2時間半ほどかかってしまいました。前回より空いていたのですが、足場が悪いと倍以上時間がかかってしまいます。もちろん靴もズボンも泥だらけ…

やっとのことで、頂上に着くと、そこには、今までの不快感と疲れを吹き飛ばす最高の景色が待っていました。眼下にはつくば市の田園風景や街並み、霞ケ浦も見渡すことが出来ました。

馬鹿と煙は高いところが好きなようですが、ご多聞に漏れず私も大好きです。

頂上で、妻が作ってきてくれたおにぎりと、茶店で売っている今川焼を買ってお昼にしました。大自然の中で食べる食事はなんとおいしいのでしょう。

しかし、その後、また下りが待っていました。ケーブルカーで下山することを意見してみたのですが、娘が、登りとは別のルートで歩いて下りたいというもので、リハビリだしそうしようと挑戦してみました。

道が悪いのは変わらず。大体90分で下山できるコースを3時間半かけて下山しました。駐車場に到着すると17時30分になっており、停めていた市営駐車場の営業時間を超過してしまっていました。なんと、管理人さんが、うちの車に軽トラを横付けし待っていました。怒られることを覚悟しましたが、とても人見知りなお爺様で、「明日、駐車場の草刈りやるから止めっぱなしだと困るからなぁ。」と一言遠くを見ながら、ぼそっと一言。

上り下りの道中の道がバットコンディションの中、家族みんなで声かけあって助け合って登山が出来て有意義なリハビリになりました。




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