✨AWA Voice ~ほんとうの私に還るたましいの歌Voice healing~と響きについて🌹✨

2025年1月4日 09:25

人は唯一無二の“身体“と唯一無二の“声“をもっている。その精妙な乗り物は、私たちの生き方すらナビゲートすることもできる。

今朝も海外の音楽家と響きVibrationについて話していた。響きは距離や空間を越えて伝わっていくものだと。だからこそ自分が放った響き（思い）がより純粋なものになればなる程に、その伝わり方もより正確になるのだと思う。それは“音“として発されていなくとも“響き“として伝わっている。無音の中にこそ一番深い響きがあるのだと思う。そういった“無“の時間であったり“空白Void“の時こそ、物事や思考も深まり熟成される。
そんなことを今朝の海外の友人との対話から色々思いを馳せてみた。

生きていると、社会的枠組みから求められる
“声“や、仕事で求められる“声“、家族の中の私としての“声“等、いつの間にか装った“声“をつくってしまっているのだと思う。
この数年間、ヴォイスの活動をしてきて見てきた中で、ご自身が変容していくなかで、その“声“が変わっていくこと。その方の本質に近づけば近づく程出る魂のバイブレーションの様なものがあるのだと思う。身体は服で覆えるけれど“声“はそのままが出てしまっているから隠せない。

この数年パートナーの大塚惇平と主宰しているVoiceCircleでは円Enになって声を出していくのだけれど、他者との響き合いの中で見つける自分の“声“がある。これは言葉では現すのは難しいけれど共振現象の成り立ちや、他者との境界線（声の世界の中ではわざわざ境界線を引かなくても自然とそれ（“自分“と“他者“）が成り立つ）や、もはや“声“にしなくても存在しているだけで、無音の中で放っている響きすら感じられるようになる。

本当はそれこそが奥深く、聞こえない音を聴こうとすることの中に本質があるように思える。それはまるで桜や落ち葉、雪がはらはらと舞い落ちていくスローモーションの中に感じる“何か“の様なもの。波打ち際で幾千にも重なる波の音や、その頭上を羽ばたく鳥の羽の音、それら全てを照らす太陽の煌めき、それらと一体で生きている私たちの放っている音。結局のところ、私たちは共同体の中の一部であり、生きている中で色んな響き合いのもと成り立っている。

昨年南インドで行われた世界の平和音楽祭では、まさに各国のトップミュージシャンが集い共に鳴らした音が素晴らしいオーケストラとなっていたが、そこで感じたのも、一人ひとりの純度が高まり放った音だからこその美しい共鳴が成り立っていて、まさにそういう生き方、在り方を私たちはできるのだと思う。

人は悩み考えながら、その時の最善を行なっていく
後で考えればもう少しこうすれば良かったと思うこともあるかもしれないけれど
それはそれでいいのだ
その時の最善を行なっただけということ
また次の学びとすればいい
そうやって体験を重ねていくことこそが
生きていくということなのだから
問いかけながら生きていくこと
その純粋さが世界を照らす光になるのだと思う