見出し画像

アジアンジャズNo.2『大地の祭典』

2018年より始めた「アジアンジャズ」は、世界各地に眠る音楽を掘り起こし、音楽の源流を探す目的で始められたものです。

その音楽は第1作から第5作まで創作いたしました。

今回は、第2作『大地の祭典』です。
この作品は、古代海洋民族『モヨロ』をテーマにしています。

大地の祭典ジャケット

今回の制作曲は前作『Spirit of Asia/ アジアの香り』の続編にあたるものです。前半 5 曲はこの地の春夏秋冬の中から雫のように生まれたもの、後半 4 曲はオホーツクの古代海洋民族『モヨロ』をテーマ にしたものです。オホーツク海一帯は縄文の時代から多くの海洋民族がいたことで知られます。そのどの民族も固有の文化 と物語を持っていました。特にオホーツク古代海洋民族として知られる『モヨロ民族』は縄文時代から弥生時代にかけて現 アイヌ民族へ文化を伝えたことでも知られます。そのモヨロ民族は歴史上から忽然と消えてしまい、其れゆえ謎の古代海洋 民族とも言われます。いつの時代も人間は栄枯盛衰を繰り返します。広大な宇宙の中にある地球、その星で栄枯盛衰を繰り 返す人間。果たしてそれがどんな意味を持つのかが知りたく、今回の作曲となりました。
佐々木義生 ( 作編曲家 )

『大地の祭典』音楽ノートより
古代海洋民族「モヨロ」の踊り

◇ All Compose&Arrangement by Yoshio Sasaki
◇ Produced by Yoshio Sasaki
◇ Recorded at studioWOOD
◇ Performance by Yoshio Sasaki &MindJazz Asian orchestra
◇ Mixed by 2019.10.15

録音ノート2019

遠く遠くの海から来たモヨロの人
人が動き文化も動く
そして歴史の彼方に消えたモヨロ人

今回はここまでにしましょうか。

次回は第3作『アジアの風』です。

See You Soon!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?