MindJazzWorld

北海道旭川市にてオリジナルジャンル『MindJazz』 を創作する作曲・演奏家。日本酒をこよなく愛し この地に根付く土着の音を目指しています。

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北海道旭川市にてオリジナルジャンル『MindJazz』 を創作する作曲・演奏家。日本酒をこよなく愛し この地に根付く土着の音を目指しています。

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MindJazzってなんだろうVol.1。

オリジナルジャンルのMindJazzについて 話をしてみたいと思います。 またそこで使われる、楽器の紹介も考えています。 ご覧の通りたくさんの機材に囲まれている。 外は旭川の郊外にある高砂台。もともと山の中にある高台です。 周りは緑が一杯の林の中。 創作場所が機材が多いので、外を散策することが多い。 MindJazzを語ってくれた友人(岩田道夫)がいます。 彼も創作をするが明らかに天才肌の人。 この地に来て40年が過ぎました。 ずいぶん長いこと旅をしてきた感じです。

    • マインドジャズ徒然その.4/忘却

      この場面noteでボチボチ書き始めてから3ヶ月になる。 その他ブログも何個かやるが、どうもアップが気が重い。 良いことを書こうともしていないのだが。 最近というか、このところ思い出すことがある。 昨日、日没のことを書いたが、夕方になるといつも空を見上げる。 この癖いつからなのかなと、思った。 いつだろう・・・。かなり遠くの思い出に遡る。 その昔、幼少期(小学校に上がる前)深い山奥に 住んでいた。2歳から7歳くらいまで。 もうその時の記憶に、日没、夕暮れ、夕闇の記憶がある

      • マインドジャズ日々徒然.その.3/陽がくれる

        いつも見上げるマンションからの日没。 塔から始まった日没(新年)は右にズンズン動き、高いホテルの 建物からまた左に。 塔の所に戻るとまた新年がやってくる。 この景色を見始めてから25年くらいになるだろうか。 地上にいるとほとんど自然の動き、太陽の動きは見えない。 春夏秋冬の樹々の色で移り変わりを見る。 人も車もどこに向かうのかせわしなく動いている。 日没の後に夕闇がやってきて星がまたたき、月が見える。 初冬の今くらいが空気が澄み星がよく見える。 酒を持ちゆっくり外で鑑

        • MindJazzってなんだろうVol.3/寺山修司との出会い

          MindJazzってなんだろうVol.3です。 MindJazzを考えて40年が過ぎました。 もうあまりマインドだ、ジャズだというのは散々考えたので、 もう良い気がしますが、大切なこと書いておこうと思います。 今から45年くらい前、1970年代の後半私は『寺山修司の天井桟敷』にいました。いわゆるまだ、アングラ劇団と言われていた頃です。 当時は、『唐十郎の黒テント』、『鈴木忠志の早稲田小劇場』と刺激的な劇団が数多くありました。 その中でも一際、異端を発していたのが寺山率い

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        MindJazzってなんだろうVol.1。

          マインドジャズ徒然その.2/雪

          雪が好きです。 遠くにある記憶の中に雪が降った日の朝。 雪は表面が硬い。 何回も降って溶けてを繰り返すと 表面が固くなり深い雪の上を歩けるようになる。 これは60年前以上の記憶。 普通はいつもふわふわの雪を思うが、 雪は固く重い。 雪国では潰れる家も続出する。 長い長い冬の日は春が待ち遠しい。 キラキラと ふわふわと 深々と 積もる雪が好きだ 今日も雪が降る 今日はここまでにしましょう。 See You Soon!!

          マインドジャズ徒然その.2/雪

          マインドジャズ創作の機材.DEGITAL PERFORMER.1

          今回は創作機材のこと語ってみたいと思います。 専門の深い話はなしです。 私が創作の時にはシーケンスソフト(DAW)を使います。 DAWとはデジタル・オーディオ・ワークステーションの略。 その中でもDegital Performerを使用する。 このソフト1985年発売だから同時に使い始めた事になる。 とすると40年くらいこれ一筋です。 発売当時はPerformerという、録音機能がないもの。 双璧にVisionというソフトもあった。これも優れたものだった。 私が使う画面は

          マインドジャズ創作の機材.DEGITAL PERFORMER.1

          マインドジャズ日々徒然.その.1/寒い!

          寒いのが好きです。 特に極寒の日が。 ここは日本で最低温の記録のある街、旭川。 -41度。これは明治35年の話です。 私がここに来たのは40年前の1983年。 この年も1ヶ月-20度台が続き震えていました。 でも、暑いより寒い方が好きです。 しんしんと降る雪 どこまで積もるのだろう 空を見上げると一粒の雪の結晶が 落ちてくる 一粒が地面に重なり苦しそうだ よく見ると顔も違う 一つ一つ数えるには多すぎる雪 今日はここまでにしましょう。 See You Soon!!

          マインドジャズ日々徒然.その.1/寒い!

          マインドジャズの気持ち.その.2/音の玉手箱

          曲ができる瞬間がある。 俗に降ってくるともいう。 でもちょっと違います。 黙っていても降ってはこない。 降ってくる要素がたまりにたまった時 ポトリと落ちる雫。それが曲になる。 何がたまるのか。 ここは依然もやっとしている。 朝もやの中を歩いている感じだろうか。 でも明らかにいつもと違う状態。 仕事場にこもっていると 痛いほどの静けさの中、音が聞こえることがある。 気配はないが明らかに聞こえる。 音が二つ三つ。 案外そこから曲ができることがある。 これは自分でもわからない

          マインドジャズの気持ち.その.2/音の玉手箱

          マインドジャズの気持ち.その.1

          マインドジャズの気持ち.その.1を書いてみたいと思います。 マインド(風土)、ジャズ(日々の生活)なんてことはない 日々の生活を送る中で思うこと考えることがマインドジャズです。 特別なことは何もないです。 でもこの何もないことがわかるまで 40年。まだまだ肩に力が入っています。 酒を飲んでいる時は抜けていると思うのだが。 今、70歳。80歳くらいになったらもっと自然になるのかしら。 自然(しぜん)は外に 自然(じねん)は内に 風景は外に 綺麗は内に 外の世界と 

          マインドジャズの気持ち.その.1

          マインドジャズフレンズ.その.2/サミー・ネスティコ

          今回のフレンズは友達というには恐れ多いジャズ作曲の巨匠サミー・ネスティコです。 サミーさんは日本に一度だけ来日している。2005年のことです。 それも旭川だけ。私が関わっていた音楽祭のために来日したのです。 サミーさんがどれだけの人かは語るには長すぎます。 アメリカジャズ、ポピュラー作曲界のドンです。もう一人のドンはあのマイケルジャクソンのプロデューサー、クインシージョンズ。 旭川の滞在は10日間あまり、当時83歳の彼はコンサートにクリニックに打ち上げにと年齢を感じさるこ

          マインドジャズフレンズ.その.2/サミー・ネスティコ

          マインドジャズフレンズ.その.1/ジョバンニ・イダルゴ

          ジョバンニ・イダルゴという天才パーカッショニストがいます。 彼は神の手を持つとも言われるラテンパーカッショニストです。 映像を見るとわかるが、早過ぎて手が見えない。 『千手観音』とも言われる。 そんな彼が旭川の地によく来ていたのです。 最後にあったのは2016年のことだろうか。 この年(2016年)は1週間滞在し、酒を飲んで話をし、音楽を作り交流した。彼は10代からもう誰もが認めるラテン界のスタープレイヤーだった。 圧倒的なテクニックと音楽性。誰もが真似のできないフレーズの

          マインドジャズフレンズ.その.1/ジョバンニ・イダルゴ

          マインドジャズの風景.9.曲が降ってくる

          曲は簡単にはできない。 しかし、いつも論理的に考えているかというと、そうでもない。 毎年1月初めから2ヶ月くらい家に篭って曲を作る。 絞り出す曲もあるが、3分で出来る物もある。それがなんとも不思議。 20曲くらい。この段階ではスケッチ程度。その曲を絞り込んで10曲にする。 その曲をCDにできる形にアレンジしていく。 1曲3週間ペースだろうか。それを10曲。 春、夏、秋、完成した頃には雪が降る。 4月に始めた録音は約10ヶ月を経てCDになります。 月は東に日は西に お月

          マインドジャズの風景.9.曲が降ってくる

          マインドジャズの風景.8.曲作り

          私は作曲をやっています。 いわゆる専業作曲家。しかし、歌謡曲は作らない。 色々な曲を作ってきたが、今はオリジナルジャンルMindJazz一本です。 創作場所は旭川の高台にある仕事場(スタジオ) 籠る時は日がな一日、音を作る。 自分の手足のように使う機材は、長年使ってきて残ったものばかり。 たいがいが80年、90年代のものばかり。 テーマは自然の中から得たものが多いだろうか。 今日も機材と格闘 なかなか降らない雨と音楽 いつ降るのかしら 音楽と雨 今日はここまでにしまし

          マインドジャズの風景.8.曲作り

          マインドジャズの風景.7.もう秋

          季節はもう秋。 しばらくの山籠り。 外は次々に野草が見れて幸せです。 夜に雨が降る。葉っぱも生き生きしている。 4日間ほどの山籠り。 疲れて外に出ると星がいっぱい降っている 下界と隔離の世界。 朝日 夕日 夕闇 虫の声 星降る空 昨日から今日 そして明日へ 静かに動く自然の流れ  今日はここまでにしましょう。 See You Soon!!

          マインドジャズの風景.7.もう秋

          マインドジャズの風景.6.野草

          野草が好きだ。 いつの季節も道端に目を凝らしている。 日々成長するもの。日々枯れていくもの。 芽が出て成長して枯れていく。人の成長、人生と同じだ 小さい小さい野草の中に眠るいのち。 小さな小さな野草のいのち 大きな大きな人のいのち もっと大きな宇宙のいのち そして小さな野草に戻る大きい いのち 今日はここまでにしましょう。 See You Soon!!

          マインドジャズの風景.6.野草

          NewMindJazz.曲集『時のうつろい』全曲

          NewMindJazz曲集『時のうつろい』の音声データ提供始めました。 有料ですが、ダウンロードもできます。こちらに全8曲がまとまっています。 NewMindJazzとはアジアをテーマにした新しい視点でのオリジナルジャズ 『AsianJazz』のことです。 noteからの音源提供は初めてのこと。若干手探り状態ですが、何事も トライすることが信条です。皆様よろしくお願いします。 まずはNewMindJazz第5作、曲集『時のうつろい』です。 曲説明はそれぞれの曲に添付している

          NewMindJazz.曲集『時のうつろい』全曲