アジアンジャズNo.3『アジアの風』 1 MindJazzWorld 2024年9月1日 23:33 2018年より始めた「アジアンジャズ」は、世界各地に眠る音楽を掘り起こし、音楽の源流を探す目的で始められたものです。その音楽は第1作から第5作まで創作いたしました。今回は、第3作『アジアの風』です。この作品は、海の道を通る環太平洋地域をテーマにしています。アジアの風インレイページ曲集『アジアの風』制作にあたり 2018 年から始められた NewMindJazz『AsianJazz』制作の試みは、今思うと 30 年前から始まっています。自分の音楽ルーツを考える『MindJazz』を作るためにこの地に来たのが今から 37 年前です。その時思っていたことは、Jazz はアフリカが起源と言われるが本当か、と言うことも確かめたかっ たのです。そして今思う自分の作りたかった『MindJazz』とは、それぞれの風土に根ざして生きることそのものだったのです。今回、『AsianJazz』 3 部作制作のために、世界中のあらゆる地域の音楽を聴きましたが、驚くことに遠く隔てた全く関係のない地域に、同じような音楽文化がいくつも 存在しました。北海道のアイヌとオーストラリア、アボリジニの音楽のように。そのことの真意を確認するにはより多くの時間が必要ですが、はっ きりしてることは人の数だけ民族が存在し生きている、そして民族の数だけ音楽があると言うことです。その音楽は有機的につながり、一つの根か ら出来ているのではないか。まるでビックバンから宇宙が生まれたことを表しているように。AsianJazz 第 3 作、曲集『アジアの風』では、『組曲海の道 /Road in the Sea』として 4 曲、他全 10 曲制作しました。極北の地から始まり海の道 を通り南方の果てまでを駆け抜けます。環太平洋地域の様々な民族、極北の地の民族と南方の民族の出会い、そして共有、共生。 世界中で分断が叫ばれる昨今ですが、今後益々異民族間の共有、共生が大切になってくることでしょう。 そしてやはり、人の数だけ民族が存在し、そして生きている。アジアの風音楽ノートより古代の森に沈む太陽幾月日、海を渡り新しい大陸に着くそこは未開の地であるが 高度な文化も持っている人の移るところに生まれる文明と文化の栄華盛衰今回はここまでにしましょうか。次回は第4作『森の詩』です。それではまた。See You Soon!! ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #未来のためにできること #マインド #ジャズ #風 #アジア #旭川 #海の道 #AsianJazz 1