【マーケ事例#1】ピノ やみつきアーモンド味
リサーチしていく中で見かけた事例を読み解いてアーカイブする試み
見つけた事例
内容
①ピノのアーモンド味を出すが昔のテストマーケで失敗して不安
②不安な気持ちを正直に表現@新聞広告
③アーモンド味好きからの支援が集まる
④SNSやTVでピックアップ&拡散
⑤売上あがる
図に落とすと上記。
リリースのみだと、
・ニュースになったりSNSでシェアされる確率が低い
・メディアやSNSでシェアされるための素材が弱い
という理由から新聞広告でブーストしたと予想。
(自分だったら、クライアントが気にするのでリスクヘッジとしてインフルエンサーさんにも依頼してしまうかも・・・)
他記事での解説
幸いにも、電通zero クリエーティブディレクターの嶋野裕介さんがこの新聞広告を解説したり、型を整理してくれていました。
※出所:「SNSで話題となった新聞広告を四つの型に分析 読者視点の広告作り」
それによると、ピノの事例は「HELP ME!型」に当てはまるそう。確かにそう。伝えたいことは「超絶技巧」などアート寄りの仕掛けではなく、「アーモンド好きの皆さん!助けて!応援おねがい!」という素直なメッセージで、社会的なムーブメントにつなげる意図はない。
四象限の図をはたぶん、「縦軸=コンテンツの立ち位置/ポジション」「横軸=コンテンツの形」なんじゃないかなぁ。
学び
一見、SNSとは遠く感じる新聞だが、話題化するためのコンテンツを載せる場所として活用できそう
雑感
ピノの良さは年齢を重ねるとわかる気がする。学生の時は「美味しいけど、ボリュームがないから、チョコモナカジャンボ!」だったけど、100~200円が簡単に払えるようになってからは「ちょこっと食べたいときに便利」「周りの人と分けられて、みんなもハッピー」になる素敵な食べ物に変わった。
各種ソース
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