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古い学校の立地あるある
こんにちは。
私は以前、仕事で全国の大学を回ったことがあり、その関係もあって「大学のソウルフード!」を書いていました。
また、そうした中で大学の立地についても気になって色々調べたりしていましたが、大学に比べてあまり語られることのない小中高の立地あるあるを少し書いてみたいと思います。
小学校
古い小学校で時々見かけるのは、お寺の隣にあるパターンです。
これは史料などをしっかりみないと確定的なことは言えませんが、寺子屋がルーツで、その時からお寺と深いつながりがあったりします。
あとは、藩校がルーツの小学校もあります。
藩校というと、今につながる名門公立進学校のイメージも強いですが、小学校もかなり多いのです。
藩校ではないですが、郷校といって家老など、藩の重臣の領地が学校を持っていたケースもありますが、これが小学校になっていく場面が朝ドラ「らんまん」でも描かれていましたね。
中学校
今の公立中学校は戦後に設立されたため、町中にはやや建てにくかったのかもしれませんが、軍用地の跡地にあるところは結構多そうです。城跡に連隊が置かれていた後に中学校になった、などのケースもあります。
高校
城下町の場合、城跡にある高校も結構多いです。典型的なのは旧制中学や旧制高等女学校由来の公立高校でしょうか。
城から離れているところにある場合、設立された場所と現在地が異なっていることもあるので、調べてみると面白いかもしれません。大学と一緒で、広い土地が必要になってちょっと郊外に移った、というケースも多そうです。
普段生活している場所を離れて、旅行や出張などで違う場所を訪れたとき、「これはなんでここにあるんだろう?」と思いながら見てみると、ちょっと面白いような気もします。