失敗を恐れない脳


こんにちは!ヨシヒロです。土曜日に運動会に行ってきました!

なかなか挑戦をしない子と何でもやってしまう子、今では多動力などの言葉になってどんどん挑戦して行く違いは何だろうと、この違いは教育や教え方で変わるものなのか、、

僕個人としては手を出してすぐに飽きてしまう飽き性な性格ですが、好奇心はなかなか高いかと思ってます。(笑)とりあえずやってみよう!と思うのであれば挑戦と言ってもいいのでは?と思ってます(笑)


そこでこの記事を見つけたので参考にとまとめました。紐と関係ありませんが興味深いので書き留めます。


脳科学者の中野信子先生の記事にになります。

からの引用をします。詳しく知りたい方は是非みてください。


皆さんは、子どもに対してどのように褒めますか?褒め方による子どもの成長の違いが出るのは当たり前かも知れませんが、どのように変化が出てくるのでしょうか?

この記事には、失敗を恐れてしまう脳になる、そんな褒め方があるそうです。



この実験では、

1990年代終わり、次のような実験が行われています。コロンビア大学のミューラーとデュエックによる研究です。人種や社会経済的地位の異なる、10歳〜12歳までの子どもたち約400人に、知能テストを受けてもらいます。テストの内容は、並べられたいくつかの図形を見て、その続きにはどんな図形がくるのかを答えるというもの。

あなたの成績は100点満点中80点だ」と全員に伝える。そこでグループ訳します。


グループ1:「本当に頭がいいんだね」と褒める
グループ2:「努力の甲斐があったね」と褒める
グループ3:何のコメントもしない


実験では、子どもたちに知能テストの成績とコメントを伝えたあと、さらに課題を与えます。

一つは、難問。しかし、やりがいがあり、正解に至らなかったとしても何かしらを学び取ることができる。

もう一つはやさしい問題で、さくさくと解けてしまいます。ただ、そこから学べるものはあまりない。

と言う二つの課題を与えます。


難しい課題を選ばなっかた子の割合 %

グループ1   65%

グループ2   10%

グループ3    45%


の結果に。つまり、グループ2の方が失敗を恐れない脳になっていた訳ですね!

グループ1の子どもたちは、より良い成績を大人たちに確実に見せられるように、難しい問題はさけ、優しい問題をする傾向になりました。また、課題が楽しくないと答える子が多く、家で続きをやろうとする子の割合も少なかった、との結果に。 つまり、結果を良くしようという圧力が働いてた。という事になります。


そしてさらに衝撃的なことに、難しい課題での自分の成績をみんなの前で発表させたところ、グループ1の子どもの約40%が、本当の自分の成績より良い点数をみんなの前で報告したのです。

大人の過度な期待や褒め方にここまで影響するのは凄いですね。


一方で、「努力の成果だね」と褒められたグループ2の子どもたちでは、やさしい課題を選択した子の割合が10%でした。またそれに続く課題でも難しい問題を面白がり、家に持ち帰ってやりたがり、最後の課題では、どのグループの子たちよりも多くの問題を解いたのです。


褒め方には注意が必要で、その子の元々の性質ではなく、その努力や時間の使い方、工夫に着目して評価することが、挑戦することを厭わない心を育て、望ましい結果を引き出す、と研究チームは結論づけているそうです。


注意書きとして ただし、元々の能力があまりに高くて、平均的な子にとっては難しい問題でも、努力をする必要もなく解けてしまう子もわずかながら存在します。 つまり、この褒め方が全てに当てはまるのではない。ということです。


さて、いかがでしょうか?
結果だけに焦点を当てて、正解だけを求めるやり方に実は、ここまでの失敗の恐怖、過度な期待を課せられてると思ってしまうそうです。

また、現代のエリートに対しても、隠蔽や捏造などの原因になってるのでは無いかと書かれています。


皆さんも、結果だけを求めすぎの為に知らずの内に子どもに、圧力がかかっているのかもしれません。教育に正解はないのですが、こういった知識に触れておくだけで選択肢ができると思って書きました。


参考になれば幸いです!









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