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【全ての経験は活きている】

20年ほど前にヨーロッパに行った時に驚いたことは、電車またはトローリーに乗った時、全員の乗車チケットを車掌、またら改札口でチェックせずに、時々見回りでランダムでチェックすることにより秩序を保っているということだった。アメリカでも同様に改札口を設けず、同じやり方をよく見かけた。


当時はズル人ばかりでてきそうであまり理解できなかったが、今考えると、省人化、コスト削減にはいい方法だとも思う。ある程度ズルをする人は見込んでもコストを考慮して黒字になればいいという考えが見え隠れする。

日本では財政に余裕があった時代が長く続いたのかあまり見かけず、リニア新幹線の静岡問題のように、初めから完璧なシステムを作ろうとして着手できないということがあり、高度経済成長が終わった今、財政も逼迫してきたということもあり、億劫にならずプロジェクトを増やしていくにはこういったやり方も検討していくことが必要なのかもしれない。

こういった旅行の経験と言うのは今の仕事や生活にも役立っている。今は管理職なのである程度他人の仕事のチェックをしたり、子供の世話をしている中でしつけをする時に、一から全部チェックするのは不効率であるから、このヨーロッパ方式のように時々チェックを入れて秩序を保って、監視機能を保っている。これはまさにヨーロッパ旅行で得られた経験による知識に他ならず、自分の目で見て体験する大事さを改めて感じさせるのだった。

#ヨーロッパ #電車#トローリー#チケット#ランダム#リニア新幹線#財政

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