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【オブジェクト指向と現実】

最近はプログラミングのオブジェクト指向を学んでいて、それを理解するのはなかなか難しい。まだあまり理解していないのだが、今回の特攻隊記念館を訪れて、展示してある飛行機を見てふとひらめいたことがあった。

当時の飛行機はよく見るとコンピューターらしきものはなくて、レバーやギアなどの物理的な構造しかなかったように見えた。それで、どうやって信号を送ったり動力を伝えたりするのだろうかと機械オンチのものとしては単純に不思議に思った。

とにかく物理的にレバーやギアなどを動かせば油圧などの力が働くのだろうとかしか想像できなかったのだが、その一つ一つの部品がオブジェクト指向の部品の考えに見えて、詳しい内部の構造は見えず、そうやって目に見える部品を使って動かしているのだなと思ったのである。例えば、リモコンの中身の構造は知らずとも、ボタンを押せば別のものであるテレビを動かせるというようなことである。

それは、プログラミングの勉強本でそう伝えていたからそう思ったというのもあるが、プログラミングを学んでいるからそんなことに気づくのだとも思った。またプログラミングを学んでいると、物の構造にも興味が出てきて、そんなことを考えるのは楽しい。自分は文系で文系のことが好きであったと思い込んでいたが、慣れてくると理系のことも好きなのかもしれないと、偏見にとらわれていたかもしれない自分にも気づく。

プログラミングを学ぶと論理的思考能力も鍛えられると言われ、それが培われているというようなことも感じるし、慣れもあってか勉強することの方が遊ぶことより楽しいのではないかとさえ感じてしまう。ただ、こうやって勉強したことが旅行などの現実とどこかで繋がっていくことが一番おもしろいとも思う。Steve JobsのConnecting Dotsのようでもある。勉強を楽しめているのであればそれほど良いことはないから、どんな成果になるにせよ、仕事や他の活動も全力で取り組みながらプログラミングの勉強は続けていきたいとさらに思った旅であった。

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