ささやかな提案
先週の土曜日に東京への出張の為のバックパックを見たくて、家族を中部国際空港に送った際に、CANADIAN MORNING & TOKO(https://bit.ly/3AyQpJo)という何気ない新しい旅行カバン屋に寄った。
旅行カバンやリュックはいくつかもっているが、リュックは1泊2日分の容量のものしかなく、バックパッカーへの憧れもあり、大きめのリュックが欲しいと思った。Less is moreの考え方からすれば1泊2日分の容量のもので良いとも思うが、目的に合わせた靴などを入れるとそれではさすがに小さいということ、そして、場所にとらわれない生き方の時代になりつつあり、バックパックの必要性を認識し、新鮮な考えも常に取り入れるために、購入を機にどんどん旅行したいと考えた。
ブランドとしては、North Faceのものが、馴染みがあり、欲しかったが、そこには無く、代わりに女性の店員さんはマスクなしの自分に親切にいろいろと提案してくれた。
そこで印象に残ったのが、Mystery Ranchの45Lのリュックで、横持ちもできて、ショルダーとしてもつかえるものだった。しかし、その時は次女を連れていたので、買わず、後に検討することにした。
東京にいる間、そのバッグのブランド名が思い出せず、ネット検索しても出てこなかった。そこで、昨日、その店に電話して、そのブランド名を聞くことができた。電話の際、「へんなことを聞きますが、もし買うならそちらで購入しますのでそのバッグのブランド名を教えてください」というようなことを言ったら、気持ちよく教えてくれた。もちろん、その時本当に親切に提案してくれたからこそ、家族を空港に迎えに行った時、もし買うならばそちらで買おうと思っている。
今では、実物は店舗で見て、安いネットショッピングで買う人も増えている。しかし、自分はそういった気遣いに配慮して、わざわざ提案された店で買うというようなことも大事にしている。あまりにも値段が違う場合には、ネットではこの価格でしたと言ってあげるだけでも、黙って安いネットで買うよりもいいだろう。意外に、ちょっと高くてもちょっとしたサービスがついていたりした、実店舗で買うことの方が得をすることもある。値段というのはおもしろいもので、そういったサービスを反映していることもある。
そう思うためには親切に対応してくれたということが大事であり、やはり、こういった一つ一つの対応は大事であり、印象を残す、知ってもらうという点で、広告のコツに関することと共通する部分があるのではないかと思ったのであった。
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