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論語とそろばん、そしてLegend Manager Books

5月14日 金曜日

一転、おだやかな静かな一日ではじまったと思ったが、昼前から夕方にかけていろいろ難題が降りかかってきた。昼は五右衛門でスパゲッティ、仕事後、Gelato Piqueで妻の友人にたまたま会いクレープをおごってもらい感謝、長女の音楽教室、仕事であまり音楽に集中できなかった。夜は妻の韓国式わかめスープ。

代表に就任して、数ヶ月経ち、いろいろと順調にいっていたが、いろいろと難しいことがでてきた。少し順調にいっていたから経営をなめていたのかもしれない。なめてはいけないと気づけたところでよしとする。これからはどんどん難しいことが出てくると想定しないといけないが、未来を恐れていてもしょうがない。

困難に当たった時に気持ちを落ち着かせるのは、偉大な経営者の本である。2代目として小さな会社を大きくした典型的な人としてユニクロの柳井正さんがおり、似た境遇として柳井さんの本を数年前自然に手にとった。柳井さんは本の中で、若い人はお金儲けのためにテクニックにはしるのではなく、もっと松下幸之助さん、本田宗一郎さん、稲盛和夫さん、藤田田さんなどそういった偉大な経営者の本を読み道徳を学んだほうがいいと言ったことが心に残っている。自分はアメリカで経営学修士をとったが、できるだけそういった道徳の本を読むように心がけている。小さい会社だろうが、大きい会社だろうが人間がやっていることなので、変わりはない。

いろいろとたくさん読むのは大変なので、まず松下幸之助さんの本を手にとってみた。そうすると、困難にあたった時、素直な心になれ、本当に気持ちが落ち着く。毎日ツイッターで松下幸之助さんの道徳の配信を見たりして、宗教のような存在になっているが、心の支えになっている。そう考えると、柳井さんの本を読んだことが支えになっていると言える。

仕事をしていると、信用よりお金という考えに偏りがちになるが、そういう方向に偏らないようにぐっと支えてくれる存在が本である。渋沢栄一が言うように、道徳ばかり重んじるとお金がなくなりこれまた迷惑かけることになるので、道徳ばかり重視してもこれはいけないが。

自分の中で今支えになっている考えは、相手がどう思うかなんてわからない、過去を悔いてもしょうがない、今ベストをつくせるか、しっかり選択に多角化を導入しているかといったものである。一度失敗するとあきらめたり、信念が曲がりそうになってしまうが、そういった失敗を乗り越えて、柔軟ではありながら、過去に学び、あきらめずしつこく貫き通すことが大事である。

そういった昔の偉大な経営者の言っていることは現代の偉大な経営者が言っていることとも共通する部分が多い。他者への貢献だったり、感謝する心だったり。成功のためにやっているわけではないが、結果的に成功したと言われる人には何か秘訣があるのだと思う。

世の中のほとんどのことは人によって意思決定されており、人は日々のモチベーションで大きく行動が左右され結果に影響がでるので、知識やテクニックというのも大事であるが、そういったものよりも道徳的な考えをもつことが大事であるというのは納得しているところである。

#松下幸之助 #柳生正 #論語と算盤 #偉大な経営者 #渋沢栄一 #Legend  #Manager 

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