【アメリカパスポート更新】
2020年2月に、長女のアメリカのパスポート更新のため大阪のアメリカ領事館に行ってから早5年が経とうとしている。今回も5年ごとのパスポート更新を行った。その時は会長(父親)も一緒に同行し、帰りには新幹線で一人で帰れたほど元気だったのだとしみじみ思い出す。
長女は2015年、自分がアメリカに滞在中にサンディエゴで生まれ、すぐに日本で一緒に生活を始めた。彼女はアメリカ国籍を保持しており、パスポートを一度失効してしまうと、16歳未満の場合は再発行の手続きが煩雑になるため、欠かさず更新するよう心がけている。
前回の手続きはそれほど難しくないと感じた記憶があったが、今回改めて手続きをしてみると、英語が分からないとかなり難しいのではないかと感じた。
自分がF1ビザでアメリカ留学中、韓国にいた現妻と結婚し、妻がエージェントを使わずに韓国のアメリカ大使館でF2ビザの申請を行い、アメリカで共に暮らせるようになったのも、今思えば大変なことだったと感じる。当時の自分たちにはそのエネルギーがあったが、今ではなかなか同じパワーは出せないのではとも思う。
5年間の留学生活のうち、最後の約1年間だけ妻とサンディエゴで暮らし、その間に長女も生まれた。今振り返ると、あの時の生活は本当に大変だったと改めて思い、今回のパスポート更新手続きでその記憶が蘇った。
パスポート更新手続きにはそれなりに時間がかかったが、こうして過去の出来事を振り返る機会にもなったので、決して無駄ではなかったと感じる。しかし同時に、過去のことを思い出すことにどれほどの意味があるのかと、しみじみ考えさせられる一日でもあった。