最近の教育への姿勢
長女は勉強が嫌いではないのだけれども、ゲームや人形遊びなどの方が好きで、放ったらかしておくと遊びをずっと続けるというのは子供にとって自然のことであろう。
最も親が憧れるであろう状態は、子供が勉強が好きで、自然と勉強をするということであると思うけれども、それは稀なケースである。さらに、勉強をするようになった大人で見られるような、なぜ勉強が大事か理解して、勉強自体も興味津々でありながらはまりつつ、その知識を活かして役立てることに喜びを覚えるような状態が最も望ましいと考える。しかし、そんな状態になる子供はもっと稀であろう。
自分はどちらかというと勉強に関しては子供の興味に任せて放置プレーでいいほうであるといい考えであるのだけれども、他の子供に遅れてはいけないという周りの環境がそれを許さず、教えなければならない状態にどうしてもなる。一旦教え始めると、特に担当しているピアノの練習についてはできるかぎりできる状態にもっていこうとする。そして、教えていると、なんでこんなことがわからないのだろうと叱ってしまうことがあり、恐怖を与える教え方という一見悪い方向であるように見えるやり方になってしまう時がある。怒ると、萎縮してしまい、子供は当然力が発揮できない。
そして、放っていると、遊びばかりしてしまうので、勉強やピアノの練習をしないとゲームできないよとか、うまくできないのは練習不足だと言って、できないとゲームを捨てると言ったり、罰を与えるやり方になってしまうのは、心地がいいとは言えない。
しかし、大人になってから、先に努力やつらいことをしないと後から楽ができないという考えを持つようになり、それを子供に理解させるというのは悪いことではないと考えた。人間は性善説か性悪説かという議論があるけれども、一概に言えないというのが自分の中で宿ったてきた考え方であり、例えば、人間は良心だけでは交通ルールは守らないだろうし、人間を規律させるためには法律で制御しなければならない部分がでてくると考える。
長女はいろいろ質問が多く、知りたい意欲は強く、かつ勉強も嫌いでなく、達成した時の快感を感じている様子も伺える。だから、そのように全然いい方であると考え、YesかNoかではなく、人間を複雑なものでると捉えつつ、その努力をしたら楽が後で来るという感覚も養わせ、状況によって対応を変えながら、折り合いをつけていけば自分に対しても否定的にならず続けられるというのが最近の教育への姿勢である。
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