小話16 村田修造

2009年のWBCは日本の優勝で終わり大変盛り上がりました。決勝当日はロサンゼルスでの韓国との決勝が行われ、たしか自分は昼過ぎ頃に営業中の車内のラジオで聞いていました。自分も興奮していた試合が始まる前頃に、当時横浜ベイスターズの村田修一選手が前の試合で怪我をして欠場し、日本に先に帰国したといったことをアナウンサーが伝えていました。

そして、試合が進み、イチロー選手が決勝打を延長戦で放ったというのは有名なシーンであります。そして、ダルビッシュ選手が最後を締めて試合が終わった時に、アナウンサーは村田修一選手にも捧げる勝利とかなんかとを言いたくて、「なんとかなんとか”ムラタシュウゾウーーー”」とムラタシュウイチと言うところを名前を間違えて叫びました。

“ムラタシュウゾウ”でも全く違和感はなく、みんなその時は興奮していたので気づいた人も少ないと思いましたが、自分は聞き逃しませんでした。叫び方もどこかの元名プロテニスプレーヤーに似ていて、優勝してうれしかったと同時にたいへんおもしろかったのを覚えております。

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